category: 日記
DATE : 2007/03/08 (Thu)
DATE : 2007/03/08 (Thu)
も、もう20万HITですか……思えば遠くへ来たもんだ(シミジミ
とにもかくにも、文字ばっかりで色気もへったくれもない当BLOGがここまで来られたのも、ひとえに皆様のおかげであります。
ここで一発、どーんと何か企画ものでもやりたいところですが、いかんせん原作の新刊間近ということもあって悩むところ。
なんて悩んでいると、あっという間に30万とか40万HITになったりして! それはないか。ないな。ないですね。
えーっと、とりあえず「めでたい!」ということだけですが、今後もよろしくお願いします。
そんな「どうしたものか」という悩みとは別にもうひとつ。
今日のミヨキチさんSSもどうしたものか。無理矢理話を広げて、やっちまった感が滲み出ているわけですが……まぁ、そこは気になさらずに。
ひとまず、レイトン教授と不思議な町で遊んできます!
とにもかくにも、文字ばっかりで色気もへったくれもない当BLOGがここまで来られたのも、ひとえに皆様のおかげであります。
ここで一発、どーんと何か企画ものでもやりたいところですが、いかんせん原作の新刊間近ということもあって悩むところ。
なんて悩んでいると、あっという間に30万とか40万HITになったりして! それはないか。ないな。ないですね。
えーっと、とりあえず「めでたい!」ということだけですが、今後もよろしくお願いします。
そんな「どうしたものか」という悩みとは別にもうひとつ。
今日のミヨキチさんSSもどうしたものか。無理矢理話を広げて、やっちまった感が滲み出ているわけですが……まぁ、そこは気になさらずに。
ひとまず、レイトン教授と不思議な町で遊んできます!
前回はこちら
【週刊吉村美代子】
これをデートと言っていいのか分からないけれど、翌週の日曜日にお兄さんとお出かけすることになりました。しかも今度は二人きりだそうで……やっぱり、これってデートになるのかな。
前にもわたしの方からお誘いして映画をご一緒したことはあるけれど、今度はお兄さんの方からだし……お兄さんの方からよね? うん、それは間違いないわ。
でも今回は、映画を見るとかそういうことじゃない……のかな。どこに行くのかは決めてないけれど、今回はわたしが決めなくていいのかしら。
いいのよね。たぶん、平気。今日はただ、着いていけばいいだけだと思うから……どこに行くのかしら? そうね、そのこと込みで楽しみにしよう。
そう思っていたんだけれど……。
「はい、どうしたんですか?」
待ち合わせ場所にまだ現れないお兄さんを待っていると、携帯電話の着メロが聞こえてきました。ディスプレイに表示されていた名前はお兄さんで、聞こえて来たのもやっぱりお兄さんの声。
『ああ、すまん。もう、待ち合わせ場所にいるのか?』
「え? ええ、もう着いてますけど」
『そうか。うーん……そうか、わかった。悪いが少しだけ遅れると思う。もうしばらく待っていてくれ』
「あ、はい。わかりました」
少し遅れるっていう、ただの連絡だった……と思うんですけど、どうなのかしら? 今の電話での声を聞く限り、お兄さんの声がちょっとだけ疲れていたように聞こえたんですけど、何かあったのかしら?
何かあったのなら、そんな無理をすることはないのに……でも『待っていてくれ』と言われてしまって、こっちも「はい」と答えた手前、折り返し電話するわけにもいかなくて。
そんなことを考えて約束の時間を十分ほど過ぎたころに、お兄さんはやって来ました……のはいいんですけど。
「すまん、ミヨキチ。ちょっとワケアリなんだ。走るぞ!」
「え? へっ!?」
息を切らせて走ってきたお兄さんは、そのままの勢いでわたしの手を取ると、勢いを緩めることなく走って駅まで一直線。大急ぎで切符を購入すると、そのまま改札を通り抜けて電車に飛び乗って……どこに向かうんでしょうか?
「あの、何かあったんですか?」
「いや、そんなたいしたことじゃないんだ。ちょっとした知り合いの……ま、気にしなくても平気さ。なんとかなったと思うが」
「はぁ……?」
やっぱり、何かあったみたいですけれど、でもそれをお兄さんが話してくれないのであれば、聞くわけにもいきません。だから、その話はここまでにして、ちょっと気になることを……。
「今日は、どこに行くんですか?」
「え? ああ……そうだな、どこか行きたいところでもあるか?」
「ちゃんと着いていきますから、どこでも構いません」
「それなら……そうだな、電車にも乗っちまったし、遊園地でも行くか」
「はい」
遊園地なんて凄く久しぶり。しかもそれがお兄さんと二人きりで……これって、やっぱりデートになるのかしら? うう~ん……そう考えると凄く恥ずかしいけど、でもせっかくの機会だから……。
「ああ、そうだ」
わたしがそんなことを考えていると、電車の中、隣に座るお兄さんがふと思い出したように口を開きました。
「もし、園内ではぐれた場合は入り口で待ち合わせにしておこう」
「はい。でも、わたしだってそんな子供じゃないですから、はぐれたりしませんよ」
「念のためさ」
「そうですね」
それから遊園地までの電車の中、お兄さんといろいろ話をしました。内容は、やっぱりわたしたち共通の話題となると、お兄さんの妹でわたしの親友の話になるんですけれど、なんだかわたしが一方的に話しをしていたみたいで、でもお兄さんはちゃんと聞いていてくれて。
わたしばっかり話をして申し訳ないなぁって思うんですけれど、ただ、ひとつだけ気になったことがあるんです。
話をしている間、おざなりな受け答えじゃなくて、お兄さんはちゃんと話を聞いてくれていたんですけれど……ただちょっと、いつもと違うなって感じたんです。
なんだか妙に、周りを気にしているようで、落ち着きがないっていうか……ソワソワしているみたい。
もしかして、お兄さんも緊張している……ってことではなさそうだし……うーん、待ち合わせ場所に走ってきたことと、何か関係があるのかな? 本当に、何があったのかしら?
少しだけ、本当にちょっぴりだけど、遊園地に向かう電車の中、わたしは妙な胸騒ぎを感じました。
〆
【週刊吉村美代子】
これをデートと言っていいのか分からないけれど、翌週の日曜日にお兄さんとお出かけすることになりました。しかも今度は二人きりだそうで……やっぱり、これってデートになるのかな。
前にもわたしの方からお誘いして映画をご一緒したことはあるけれど、今度はお兄さんの方からだし……お兄さんの方からよね? うん、それは間違いないわ。
でも今回は、映画を見るとかそういうことじゃない……のかな。どこに行くのかは決めてないけれど、今回はわたしが決めなくていいのかしら。
いいのよね。たぶん、平気。今日はただ、着いていけばいいだけだと思うから……どこに行くのかしら? そうね、そのこと込みで楽しみにしよう。
そう思っていたんだけれど……。
「はい、どうしたんですか?」
待ち合わせ場所にまだ現れないお兄さんを待っていると、携帯電話の着メロが聞こえてきました。ディスプレイに表示されていた名前はお兄さんで、聞こえて来たのもやっぱりお兄さんの声。
『ああ、すまん。もう、待ち合わせ場所にいるのか?』
「え? ええ、もう着いてますけど」
『そうか。うーん……そうか、わかった。悪いが少しだけ遅れると思う。もうしばらく待っていてくれ』
「あ、はい。わかりました」
少し遅れるっていう、ただの連絡だった……と思うんですけど、どうなのかしら? 今の電話での声を聞く限り、お兄さんの声がちょっとだけ疲れていたように聞こえたんですけど、何かあったのかしら?
何かあったのなら、そんな無理をすることはないのに……でも『待っていてくれ』と言われてしまって、こっちも「はい」と答えた手前、折り返し電話するわけにもいかなくて。
そんなことを考えて約束の時間を十分ほど過ぎたころに、お兄さんはやって来ました……のはいいんですけど。
「すまん、ミヨキチ。ちょっとワケアリなんだ。走るぞ!」
「え? へっ!?」
息を切らせて走ってきたお兄さんは、そのままの勢いでわたしの手を取ると、勢いを緩めることなく走って駅まで一直線。大急ぎで切符を購入すると、そのまま改札を通り抜けて電車に飛び乗って……どこに向かうんでしょうか?
「あの、何かあったんですか?」
「いや、そんなたいしたことじゃないんだ。ちょっとした知り合いの……ま、気にしなくても平気さ。なんとかなったと思うが」
「はぁ……?」
やっぱり、何かあったみたいですけれど、でもそれをお兄さんが話してくれないのであれば、聞くわけにもいきません。だから、その話はここまでにして、ちょっと気になることを……。
「今日は、どこに行くんですか?」
「え? ああ……そうだな、どこか行きたいところでもあるか?」
「ちゃんと着いていきますから、どこでも構いません」
「それなら……そうだな、電車にも乗っちまったし、遊園地でも行くか」
「はい」
遊園地なんて凄く久しぶり。しかもそれがお兄さんと二人きりで……これって、やっぱりデートになるのかしら? うう~ん……そう考えると凄く恥ずかしいけど、でもせっかくの機会だから……。
「ああ、そうだ」
わたしがそんなことを考えていると、電車の中、隣に座るお兄さんがふと思い出したように口を開きました。
「もし、園内ではぐれた場合は入り口で待ち合わせにしておこう」
「はい。でも、わたしだってそんな子供じゃないですから、はぐれたりしませんよ」
「念のためさ」
「そうですね」
それから遊園地までの電車の中、お兄さんといろいろ話をしました。内容は、やっぱりわたしたち共通の話題となると、お兄さんの妹でわたしの親友の話になるんですけれど、なんだかわたしが一方的に話しをしていたみたいで、でもお兄さんはちゃんと聞いていてくれて。
わたしばっかり話をして申し訳ないなぁって思うんですけれど、ただ、ひとつだけ気になったことがあるんです。
話をしている間、おざなりな受け答えじゃなくて、お兄さんはちゃんと話を聞いてくれていたんですけれど……ただちょっと、いつもと違うなって感じたんです。
なんだか妙に、周りを気にしているようで、落ち着きがないっていうか……ソワソワしているみたい。
もしかして、お兄さんも緊張している……ってことではなさそうだし……うーん、待ち合わせ場所に走ってきたことと、何か関係があるのかな? 本当に、何があったのかしら?
少しだけ、本当にちょっぴりだけど、遊園地に向かう電車の中、わたしは妙な胸騒ぎを感じました。
〆
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●この記事にコメントする
★無題
NAME: BPS
20万おめでとうございます。これからもますますのご活躍をお祈りしております。
子供相手でも侮らずに対話・理解しようとするキョンステキ。恐らく告白とかは聞こえなかったりするんでしょうがw
次はあの人(たち?)の襲撃ですか…?
子供相手でも侮らずに対話・理解しようとするキョンステキ。恐らく告白とかは聞こえなかったりするんでしょうがw
次はあの人(たち?)の襲撃ですか…?
[にのまえはじめ/にのまえあゆむ] Re:無題
原作でも、キョンくんはミヨキチのことを「大人びた」云々言ってますから、あまり子供子供した対応はしないんじゃないかなーと思って、こんな感じにw
次回は……ただの惚気話になるかも?w
次回は……ただの惚気話になるかも?w
[にのまえはじめ/にのまえあゆむ] Re:無題
背後からひたひたと忍び寄ってくる影が……((;゚Д゚)ガクガクブルブル
[にのまえはじめ/にのまえあゆむ] Re:無題
●<あんな小娘と……許しませんよフフフ
みたいなことにはなりませんw
みたいなことにはなりませんw
★無題
NAME: せつや
20万HIT すごいですね、おめでとうございます。
何とかデート?が始まりましたね、しかし邪魔が入りそうだし、今から待ち合わせ場所を決めているし…不安だらけですね、これは。
何とか楽しいデートで終わってほしいです
ではまた。
何とかデート?が始まりましたね、しかし邪魔が入りそうだし、今から待ち合わせ場所を決めているし…不安だらけですね、これは。
何とか楽しいデートで終わってほしいです
ではまた。
[にのまえはじめ/にのまえあゆむ] Re:無題
邪魔が入っても、それでもキョンくんなら……キョンくんならやってくれる……! と思っておりますw
[にのまえはじめ/にのまえあゆむ] Re:無題
身に覚えのない宅配便にはご注意ください(ニッコリ
と、某TFIEの人から言伝を預かってきました!
と、某TFIEの人から言伝を預かってきました!
★無題
NAME: アビス
初めまして アビスと申します
最近になってハルヒの二次創作小説のサイトを見回っています
まだ全部読み終えていませんがこのサイトはどの作品も面白いものばかりですね
今日は全部読み終えるまで寝ないことにします
これからも執筆の方頑張ってください
P.S. 最近DSを買われたそうで・・・
自分は近所の小学生に1日貸したことがあるのですが、なんでもポテチを食べながらプレイしたそうで翌日帰ってきたDSはボタンから画面までテッカテカ―――♪∑( ゚Д゚)ェェェエエエ!?
拭いても拭いても取れな―――い♪∑( ゚Д゚)ェェェエエエ!?
という事態に陥りますのでくれぐれも
取り扱いには注意してください・・・( ´Д`)ハァ・・・
最近になってハルヒの二次創作小説のサイトを見回っています
まだ全部読み終えていませんがこのサイトはどの作品も面白いものばかりですね
今日は全部読み終えるまで寝ないことにします
これからも執筆の方頑張ってください
P.S. 最近DSを買われたそうで・・・
自分は近所の小学生に1日貸したことがあるのですが、なんでもポテチを食べながらプレイしたそうで翌日帰ってきたDSはボタンから画面までテッカテカ―――♪∑( ゚Д゚)ェェェエエエ!?
拭いても拭いても取れな―――い♪∑( ゚Д゚)ェェェエエエ!?
という事態に陥りますのでくれぐれも
取り扱いには注意してください・・・( ´Д`)ハァ・・・
[にのまえはじめ/にのまえあゆむ] Re:無題
これはこれはいらっしゃいましぇ。
無駄に数が多いので、寝るときは寝てしまったほうが……。
DSは黒のやつを買ったんですが、これがまた凄い勢いで指紋が……。ポテチの恐怖はGBAの時に懲りましたヨ(;´Д`)...
無駄に数が多いので、寝るときは寝てしまったほうが……。
DSは黒のやつを買ったんですが、これがまた凄い勢いで指紋が……。ポテチの恐怖はGBAの時に懲りましたヨ(;´Д`)...
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