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DATE : 2017/07/26 (Wed)
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DATE : 2007/07/10 (Tue)
なんと言いますか、重箱の隅を突くような話で申し訳ないんですが。

7/7にハルヒの公式サイトで流れた映像。ニコ動とかにもUPされていて、自分もそれを見たわけなんですが、あれを見て「あれ?」って思うことが。

あれって学校の監視カメラからの視点で、日付と時間が出ているんですけれど、朝比奈さんを背負ったキョンくんが校門前に現れたのって、21:00ジャストですよね。けれど原作で朝比奈さんが時間遡航から目覚めたばかりのキョンくんに時間を聞かれて「午後の九時ごろ」と言ってるんですよね。その後、朝比奈さん(大)と話し込んで、それからさらに10分くらいの移動で東中の校門前にたどり着いたわけで、地上絵を書き始めたスタート時間は、原作だと、どんなに早く見積もっても21:15ごろなんじゃないかなーと。

なんでこんなことを思ったのかと言えば、追憶でそのネタを使っていて、21時に顔を合わせて地上絵制作スタートだと、22時ごろじゃ遅すぎだなって思ったからdeath!



とまぁ、こんな話でお茶を濁しているのは他にネタがないからなのです。
それでは!

 

前回はこちら
【Respect redo】吉村美代子の憂鬱


「うううう…………」
 ちょっと前の話ですが、学校の先生に『悲惨』って言い方はあまり使わないようにと、クラスルール? みたいなものを決められたことがありました。かなりお年を召した先生で、五年前くらい前に定年になっちゃった先生です。
 その年代だと、実体験で戦争を経験してるじゃないですか。だからなんでしょうね、戦後間もない頃に比べると、やっぱり今って幸せなものですから、悲惨っていうのはその戦争真っ只中、あるいは戦後すぐの頃を指すようなものだとおっしゃってたんです。
 今よりももっと幼かったわたしは、その話を聞いて、それでも「なるほどなぁ」って思ったんです。だから極力、ちょっとしたことで悲惨だとかなんとか言わずに、別の表現を意図して使ってたりしたんですが……ごめんなさい、先生。今のわたしも、かなり悲惨なことになってると思うんです。
「吉村さん、大丈夫かい?」
「は、はひ……す、すびばせん…………」
 車から降りても、まだ真っ直ぐ歩けません。佐々木さんに支えられてようやく立っていられるんですが、それでもなんだか地面がぐるぐる回ってるような気がします。
 それにしても、どうして皆さん平気なんですか? 佐々木さんや周防さんは言うに及ばず、橘さんまでケロっとしているのに、どうしてわたしだけ……うぅ~……うっぷ。
「車酔いなんて、まったく情けないのです。根性が足りませんね。この合宿でしっかり基礎体力を付けましょう」
 もはやツッコミを入れる気力すらありませんが、それでもわたし、頑張って言っちゃいますよ? 合宿って何ですか。この旅行は親睦を深める云々の旅行だって言ってた台詞は、もしかしてわたしの幻聴ですか。はうぅ~……ますますもってダメみたいです……。
「ふん、僕の運転で目を回すとは、ますますもって過去の現地民は軟弱だな」
 あー、こうなんて言いますか、いい感じで怒りが沸々とわいてきます。そもそもわたしは睡眠不足の上であの運転に巻き込まれたんですよ? 偽造免許で無茶な運転をしてたのは誰ですか? F1マシンに乗ってるんじゃないんですから、どうして山道で首が痛くなるようなGを感じなくちゃならないのか、その辺りをきっちり説明してもらないでしょうか? 絶対に通報してやるんだから、もうっ。
「ほらほら藤原さん、か弱いお嬢さんをいじめてる暇があったら、荷物をちゃきちゃき運んでください」
「なんで僕がそんなことを、」
「あら、あたしにそんな口を利くんですか? へぇ、そうですか。……あの話、バラしてもいいんですね?」
「ぐぐぅ~……」
 あら、なんでしょう。藤原さん、橘さんの一言で鞭を振るわれたサーカスのライオンみたいになっちゃってます。
「あの話、って何ですか?」
「んふ、それはね……」
「ええい、くそっ。荷物だな、わかった。運べばいいんだろ、運べば!」
「はぁ~い、お願いします」
 なんだかすっかり言いなりですね、藤原さん。いったい橘さんに、どんな弱みを握られてるんでしょう? 怖くて聞くに聞けないんですが……そうですね、とりあえず、無事に家に帰り着いたら、本棚からコンセントの内側まで、念入りに盗聴器や監視カメラがないかを確認しようと思います。
「それにしても……」
 不幸中の幸いと言うべきか、宿は想像していたよりは随分とまともでした。場所が山奥で、近所には当然コンビニなんてありません。もし何かを買い出しに行くとすれば、車を出さなくちゃならないような場所……と言えば、想像しやすいかもしれませんね。
 宿そのものも、築何年かはわかりませんが、パッと見てもひどい老朽化はしてないようです。苦言を呈すれば、夜中に何か出そうかなぁ~っていう雰囲気がある程度ですが、それは何と言いますか、どんな老舗旅館でも夜中になれば感じてしまうところかもしれませんね。
「温泉は館に備え付けのと、少し山を登ったところの二カ所があるのです。山の方は、野生の猿も入りに来るようなところらしいのです」
 なんだか初めてまともな情報を耳にしたような気がします。野生のお猿さんが入りに来るだなんて、テレビの旅行番組でしか見たことありませんよ。
「ただ、珍しいことにこの時期に外来のお客さんがいるようなのです。何もこんな寂れたところに来なくてもいいのにと思っちゃいます。それも女性二人組なのですよ? 何が悲しくて、山奥で女二人が連れ立ってやってくるのか……はぁ、やれやれってもんです。そういう将来は、自分的にはノーサンキューですね。そう思いませんか?」
 いやちょっと……なんと言いますか、わたしたちは二人組ってわけじゃないですけど、女だらけじゃないですか。五十歩百歩って言葉、知ってますか? 知らないですか、そうですか。
「ちなみにお風呂は、すべて混浴なのです」
「え? そうなんですか?」
「そうなのです。でも大丈夫、今は男性客もいらっしゃいませんので、ちっとも気にすることはないと思うのです」
 いやいや、待ってください。藤原さんがいるじゃないですか。
「ああ、彼なら荷物運びと移動の運転という役目が済んだら、ふんじばってリネン室に閉じこめておけばおっけーです」
 鬼ですか、あなたは。
「とりあえず、食事も自炊が基本ですので……そうですね、このあとの昼食はあたしと佐々木さんが作ります。吉村さんは車酔いですから、周防さんと一緒にお部屋で休んでいてください」
「………………」
「……なんですか、その沈黙は」
「へ? あ、い、いえ、何でも。何でもないです」
 もう何て言うか何と言いましょうか、こういうお言葉を頂けるのはとても有り難いのですが、何しろ言っているのが橘さんです。何かしらの裏があるように思えてならないのは、わたしだけでしょうか。
「もしかして、休憩するよりも動いていた方が元気になるタイプなのですか? それなら、」
「いえいえいえ、お言葉に甘えさせていただきます、はい……」
 周防さんと一緒、というところにそこはかとなく据わりの悪いものを感じるのですけれど……でも休めるのなら休みたいのが本音です。
「先に温泉に入ってくるのもおっけーですよ。部屋は最上階の一番奥です」
 温泉は後回しでいいですし、最上階と言いましても二階建てじゃないですか。周りは木ばっかりですし、そんな見晴らしもいいように思えないんですけれど、この旅館で一番いい部屋なんでしょうか? 
 その辺りのことは、正直どうでもいいんですよね。最初から期待していたわけじゃないですし、今は少し仮眠を取らせてください。眠っている分には、隣にいるのが周防さんだろうと橘さんだろうと関係ないですし……そう思っていたんですけれど。
「────────」
 なんだか勝手知ったる様子でどんどん旅館内を突き進んでいた周防さんなんですが、一階のまったく関係ない部屋の前で足を止めちゃいました。
「あの、その部屋じゃないと思うんですけど……あの、ちょっ、ちょっと周防さん!?」
 止める間なんてありません。まるで何かを振り払うかのように、目の前にあった襖を叩きつけるかのように、ぱしーんと音を響かせて開いたんです。
「ひゃっ!?」
 周防さんの奇行もそうですけれど、室内に人がいたことにもビックリです。そういえば橘さんが「他の客もいる」とかなんとか言ってましたけど、このお部屋だったんですか。
「すみませんすみません、これすぐ片付けますので。ホントごめんなさい。ほら、周防さん。行きましょうよ」
 ホントにどうしてわたしが謝ってるのかわかりませんけれど、ともかく周防さんをさっさと連れ出すのが先決だと思って、わたし、室内見てなかったんですよね。だから誰がいるのかさっぱりわからなくて──。
「あれ? 吉村さんじゃない」
「え?」
 何故かその人はわたしの名前を知っていて、その顔をよく見れば知っていてもおかしくないと納得できるんですけれど、今度はそれで、どうしてここにいるの? って新しい疑問もわいてくるのが当たり前かなって思います。
「あ、朝倉さん!?」
 どうしてあなたが、ここで浴衣姿でくつろいでるんですか?

つづく
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★無題
NAME: かわうそX
藤原……
2007/07/10(Tue)07:50:41 編集
漢、藤原。湯ノ花に散る……
【2007/07/11 00:35】
★無題
NAME: BPS
いつになくえらそうなきょこたんがそこはかとなく……キョンにいぢめられてしまえw 森さんでも可。


連れは喜緑さんですか、朝倉さんが登場人物のなかでもかなりの常識人に思えてしまう時点でカオス度が分かりますねw
2007/07/10(Tue)07:53:10 編集
きょこたんに天罰が下らないことを祈るばかりです(=人=)
この話の中で、唯一の常識人は佐々木さんじゃないでしょうか?w
【2007/07/11 00:36】
★無題
NAME: クロトシ
やっぱり朝倉さんキタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!

藤原の弱み……う~ん、意外と小物集めが好きだとか恋人と話すときは赤ちゃん言葉になってるとか自室にヤマジュンの漫画が全巻揃ってるとかかな?
2007/07/10(Tue)11:13:24 編集
藤原さんの弱みとは、あれです。いわゆるマクガフィンなのです。
【2007/07/11 00:36】
★無題
NAME: John Smith
周防VS朝倉・・・さまにカオスだ

ちなみに免許に関しては住んでいる場所の警察本部によって扱いが違うんでICの免許証は東京都民の方々しか関係ないみたいです

詳細は↓
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/menkyo/menkyo/ic/ic.htm
2007/07/10(Tue)17:29:55 編集
いえいえ、さすがに九曜さんvs朝倉さんはアレなんで。九曜さんの天敵と言えば一人しかいませんヨ。

それにしてもIC免許、将来的には全国でそうなりそうですなぁ。ハイテクな世の中になったもんです。
【2007/07/11 00:39】
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