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DATE : 2009/01/03 (Sat)
年末にちょろっと某氏に「キャラ作りってどーしてる?」みたいな話を振られた際に、「じゃあ今度ブログにでもまとめて書いてUPするよ」と答えたので、ちょろんとまとめてみます。

ただこれは自分のやり方って言うより、理想論と言うか一般論というか、「当たり前のことかもしれないけど実践するのは難しいよね」っていう話なので、これもまぁ「へー」程度で目を通すことをオススメします。ええ。

というわけで、今回は「キャラ作り」のお話death!


『キャラ作りってこうやりたいよね』編

履歴書作れ。

これじゃないでしょうか。
まず、実際に作品に登場するときのプロフィールを大雑把に作る。これが第一段階。
次に、両親がどういう人で、どういう境遇で生まれて、どういう家柄で育ち、何歳でどんな出来事に出会ったのか等々、少なくとも作品で使うまでにそのキャラがどういう人生を歩んできたのかを、ざっくばらんに作るのが第二段階。
その次に、それぞれの出来事でそのキャラにどういう変化があったのかを決めていく感じですかね。

たとえば……そうですなぁ、ちょっとキャラを作ってみましょう。おもいっきり適当に作るのでかなり薄く、どっかで見たことあるキャラになるでしょうが、そこはお許しを。それと作品の世界観も(自分の場合は)絡んでくるんですが、今回はキャラ作りの話なので省きます。

名前:繰崎英子(くりざきえいこ)
通称:えーこ
性別:女
年齢:20歳
性格:冷静沈着を装った激情家。かなり極端な考え方をする。
プロフィール:糸をくくりつけた対象を自在に操ることができる操術士。最大で3人同時、重量400kgまで操れる。

0歳:人形細工師の両親の間に、一人娘として生まれる。
5歳:多忙な両親のため、寂しい盛りに親の愛情を受けられずに人形相手に育つ。特に糸操作で操るパペットに興味を持つ。
8歳:人形に限らず、ものに糸を付けて操り遊ぶことを覚える。そのことで操術士としての腕を我知らず鍛える。
10歳:暮らしている町で変死事件発生。以後、継続して変死事件が頻発
11歳:変死事件に両親が巻き込まれる。以後、事件は沈静。えーこは天涯孤独に。両親を殺した犯人に復讐を誓う。
15歳:両親を殺した犯人と遭遇。復讐を果たすものの、犯人の仲間から付け狙われることに。
18歳:

あー、なんか思いつきで書いていくのが面倒になったので以下割愛。

とにかくこんな感じでざっくり作っていけば、少なくともキャラの発言や考え方に厚みが出るんじゃないかなーと思います。
こういう設定は、実際に作品の中で語られることはなくても作っておくとよさそうです。

とある場面でキャラが○○と考えているとします。では何故、そう考えたのかというと、それが「ただ話的にそういう展開にしたかったから」よりも「××という過去があったから」とした方が読み手を説得しやすいじゃないですか。
だからキャラ設定を作るときは、そのキャラがどういう人生を歩んできたのか、(少なくとも)表に出す作中まで決めておくといいと思います。

………………

あれ? こういう話じゃなくて、さらにその前段階でキャラをどう作るかだっけ? ベースとなる性格の決め方ですか?

うーん、それこそやっぱり、閃きの世界ですかねぇ。あー、ただ自分の場合、ベースの性格プラス真逆の性格ってのを付け加えるかも。
たとえば、質実剛健で近寄りがたい雰囲気を持つキャラでも、好きな人の前では甘い、とか、ちゃらんぽらんのてきとーな性格のキャラでもいざというときは絶対に引かない、とか。かなりベタですけど。

えーと、たとえばハルヒちゃんの長門。あれって結局、原作の長門の性格にオタクな性格を付け加えてますよね。原作の長門ではなさそうな真逆の性格を付け足すことで『ハルヒちゃんの長門』というキャラが立ってると思うんですけど、どうでしょうか。

上記のえーこもそういう感じですかね。何事にも動じなさそうだけどキレやすかったり。「冷静沈着を装った激情家」ってのが、つまりそういうことです、はい。

だからもし、キャラの性格設定で悩んだときは、既存のキャラに真逆の性格を付け足し、そのキャラの履歴書を作ってみれば、それらしくなるんじゃないでしょうか。キャラ作りの練習になると思うんですけど……ならないですかね?

まぁ、あれですよ。キャラで大事なのは性格云々よりも、作中に至るまでの人生をどう歩んで来たのか、ってことじゃないでしょうか。
キャラにとっての性格ってのは、そのキャラを知らない人を引き付ける取っ掛かりみたいなもんだと思ってます。なので性格が個性的なのももちろん意味はあると思います。
ただ、生まれたばかりの赤ん坊に個性がないように、設定がロクに決まってない作ったばかりのキャラに魅力を感じないのは同じことじゃないかなーと。どんなにアクの強い性格をしてても、中身のない薄っぺらなキャラではすぐ飽きられるんじゃないでしょうか。

なので、自分の場合、キャラ作りをするときは、性格設定よりもそのキャラのそれまでの人生がどういうものかっていう、バックボーンの部分に力入れて作ってます。
それをどうやってるのかというと、大雑把な履歴書を作って、そこにさらに細かく設定を付け足していってるわけです。

ただまぁ、そこまでやるのは時間かかりそうなのでやってませんけどね!

ひとまずこれが自分の『キャラ設定の作り方』なわけですが、こんなもんで勘弁な! だって実際ここまで真面目にやっt……ゲフンゲフン。

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