category: 日記
DATE : 2007/01/23 (Tue)
DATE : 2007/01/23 (Tue)
と思うことが2つばかり。
気がつけばカウンターも10万を超えておりました。
もう10万かぁ~。早いなぁ~。何かしようかと思っていたけど、何も思い浮かばないやぁ~。
そんな気分でございまして、有り難くもめでたいことではありますが、おそらくこのまま何事もなく淡々といつものように当BLOGは続いていくものと思われます、はい。
で、もう一個の「おっ」と思ったことは、この更新時間。
ホントは0時にUPするはずだったんですが、NINJYATOOLの方に22:45ごろから1:35ごろまで障害が出ていたらしく、にんともかんともUPできなかったのでございます。
えー、その際には移転前のFC2BLOGの方にちょろ~んと告知しておりますので、いつもの時間にUPされなかったらそっちを覗いてみるのもいいかも? 障害云々があればそのことを、何も書かれてなければ「あぁ、落としたな」と生暖かい目で見ていただければコレ幸い。
ちなみに、前のBLOGはココでございます。
そんなわけで、今日は朝比奈さんSS第二話目になります。
気がつけばカウンターも10万を超えておりました。
もう10万かぁ~。早いなぁ~。何かしようかと思っていたけど、何も思い浮かばないやぁ~。
そんな気分でございまして、有り難くもめでたいことではありますが、おそらくこのまま何事もなく淡々といつものように当BLOGは続いていくものと思われます、はい。
で、もう一個の「おっ」と思ったことは、この更新時間。
ホントは0時にUPするはずだったんですが、NINJYATOOLの方に22:45ごろから1:35ごろまで障害が出ていたらしく、にんともかんともUPできなかったのでございます。
えー、その際には移転前のFC2BLOGの方にちょろ~んと告知しておりますので、いつもの時間にUPされなかったらそっちを覗いてみるのもいいかも? 障害云々があればそのことを、何も書かれてなければ「あぁ、落としたな」と生暖かい目で見ていただければコレ幸い。
ちなみに、前のBLOGはココでございます。
そんなわけで、今日は朝比奈さんSS第二話目になります。
第一話はこちら
【週刊朝比奈みくる】
第二話:朝比奈さん、心配する
気がつけば鶴屋さんに手を引かれ、車に乗せられて向かった先は自宅ではなく大きなシティホテルでした。ただ宿泊するだけじゃなくて、結婚式の披露宴とか『○○の間』っていうプレゼンテーション用のお部屋まである立派なところです。
凄いなぁ、何階建てなんだろ? 三十階とか四十階とか、そのくらいあるのかなぁ……って、あれ? こういうところって、何かの催し物をするときにはホテルの従業員さんたちが手伝ってくれるんじゃないのかしら? まったくの素人のあたしがお手伝いできることなんて、何もないんじゃ……?
「うんっ、ふつーはそうなんだけどねっ。でも今回ばかりはちょろんっと勝手が違うのさっ。何しろウチが主催でやるっしょ? こっちはもてなす立場だからさっ、可能な限りウチに関係ある人の手でやろうってわけっ」
「えっと、あのぉ~……あたし、そんなおもてなしとか、どうすればいいのかよく分からないんですけどぉ~……」
「へーきへーきっ! そんな難しく考えることなんてないっさ。いつも部室でやってるようなことしててくれれば万事おっけーってなもんよっ!」
うーん……そうなんでしょうか……。ここまで来ちゃったら帰ることもできないし、できるだけ頑張ろうとは思うんですけど、失敗しないか心配です。
「パーティって、なんのパーティなんですか?」
「うちの親戚が展示会をやるっつーんで、その開催祝賀会みたいなもんかなっ」
「展示会?」
「この前さっ、宝の地図をハルにゃんにあげたっしょ? その後に、蔵の整理をしてたら、んもーっ、出るわ出るわ、ワケわかんないガラクタの山っ! そんなん捨てちゃえって思ってたんだけど、どーにも出すとこ出したら国宝級の代物もあったらしいんだよねっ。んで、それをほかっとくのはもったいなーいっ! ってんで、近所のデパートの催事場で展示会をやるんだってさっ」
なるほどぉ、それで展示会でパーティなんですね。でも、デパートの一部を借りちゃって展示会ができるほど、いろいろ出てくるなんて凄いですね。
「収集癖でもあったんじゃないかなっ、うちのご先祖さまってさっ。んじゃみくる、着替えてきてよっ。ホントはあたしもそっちがいいんだけどさっ、いろいろめんどくさい挨拶やら何やらあって、一緒にいらんないんだよーっ」
ええええっ! つ、鶴屋さん、一緒にいてくれるんじゃないんですかぁ~。うぅ……大丈夫かな、あたし……。
「みくるならだいじょーぶっ! 他にも助っ人は呼んでるんだし、なんとかなるっしょっ!」
「助っ人……ですかぁ?」
「んじゃ、またあとでねぇ~っ」
あぁ~……鶴屋さんったら、結局、助っ人って誰のことかも言わないであたしを更衣室まで案内するなり、どっかに行っちゃいました……。本当に急いでたみたい。
困っちゃったなぁ。たぶん、鶴屋さんのお家の人が主催でのパーティっていうことは、偉い人とかいっぱいいるんじゃないかなぁ。そんな中で、あたしがちゃんとしたおもてなしなんて出来るのかしら?
もしここで、部室でみたいにドジなことしちゃったら、鶴屋さんにも迷惑をかけちゃうことになるし……ううん、そんな後ろ向きなことばかり考えてちゃダメね。鶴屋さんにはいっつもお世話になってるんだもの、こいうことで、少しでも恩返しをしなくちゃ。
用意されていた衣装は、いつも部室で着ているようなお洋服でも文化祭で来たウエイトレスのようなものでもなくて、もっとこうピシッとしたタキシードみたいなものでした。
なんて言えばいいのかな。アイロンもしっかりかけられているシャツに、折り目もしっかりついているスラックスで……なんだろう、バーテンダーみたいな格好になりそう。
これだと、髪の毛を結わえないとダメかも。
何か結わくもの……あれ? なんだろう、この黄色いリボン。あたしこんなの持ってなかったはずなんだけど……どうして鞄の中に入ってるのかしら?
どこかで見たことあるんだけど……どこでだったかなぁ? でも、ちょうどいいかも。せっかくだし、これで髪を結わえちゃおう。
お団子にするかポニーテールにするか迷ったけど、どのくらいの時間なのかもわからないし、お団子にしておいて解けると戻すのが大変だから、ポニーテールでいいかな。
うん、これでバッチリ! ……なのはいいんだけど、これからあたし、どうすればいいのかしら? 鶴屋さんもいないし、他の人もいないし……ええっと……。
「これはこれは、朝比奈さまではありませんか」
「え?」
更衣室を出て、従業員専用のちょっと薄暗い通路でオロオロしていたあたしに、声をかけてきたのは、
「あ、えっと、合宿のときに……ええっと、古泉くんの知り合いの……」
「新川でございます。ご無沙汰しておりました」
そうっ! いつも合宿の度に古泉くんが連絡してくれている、執事の新川さん。今日もフォーマルな格好をきちんと着こなして、ホッと安心できる柔和な笑顔を見せてくれてます。ただでさえ心細かったけど、ここで知っている人に会えてホントによかったぁ。
「……あれ、でもどうして新川さんがこちらにいらっしゃるんですかぁ?」
「この度、こちらで鶴屋さま主催のパーティが開かれるとのことで、急遽お声を掛けていただけたのです。冬の一件で、わたくしのことを覚えていてくださったようで。ありがたいことです」
「ああ、そうだったんですかぁ~」
「それにしても、朝比奈さまはこちらで何を? ここは従業員用の通路でございますが……道に迷われてしまったのでしょうか」
「あ、いえ。えっと、あたしも今日のパーティで鶴屋さんにお手伝いを頼まれて……、それで着替えたのはいいんですけど、これからどこに行けばいいのかわからなくて」
「おお、さようでございましたか。となると……やはりあのウワサは、あながち無責任な風評というわけでもないのでしょうか」
「ウワサ……ですか?」
「おや、ご存じありませんでしたか? これは失言でした。今の話はお忘れください」
「はぁ……?」
「それでは、会場の方へご案内いたしましょう」
えぇ~……も、もう会場まで行っちゃうんですかぁ。大丈夫かなぁ……あたし、ちゃんとできるかしら? 無事に何事もなく終わればいいんだけど……。
本当に……うぅ、もう泣きそうですぅ……。
つづく
【週刊朝比奈みくる】
第二話:朝比奈さん、心配する
気がつけば鶴屋さんに手を引かれ、車に乗せられて向かった先は自宅ではなく大きなシティホテルでした。ただ宿泊するだけじゃなくて、結婚式の披露宴とか『○○の間』っていうプレゼンテーション用のお部屋まである立派なところです。
凄いなぁ、何階建てなんだろ? 三十階とか四十階とか、そのくらいあるのかなぁ……って、あれ? こういうところって、何かの催し物をするときにはホテルの従業員さんたちが手伝ってくれるんじゃないのかしら? まったくの素人のあたしがお手伝いできることなんて、何もないんじゃ……?
「うんっ、ふつーはそうなんだけどねっ。でも今回ばかりはちょろんっと勝手が違うのさっ。何しろウチが主催でやるっしょ? こっちはもてなす立場だからさっ、可能な限りウチに関係ある人の手でやろうってわけっ」
「えっと、あのぉ~……あたし、そんなおもてなしとか、どうすればいいのかよく分からないんですけどぉ~……」
「へーきへーきっ! そんな難しく考えることなんてないっさ。いつも部室でやってるようなことしててくれれば万事おっけーってなもんよっ!」
うーん……そうなんでしょうか……。ここまで来ちゃったら帰ることもできないし、できるだけ頑張ろうとは思うんですけど、失敗しないか心配です。
「パーティって、なんのパーティなんですか?」
「うちの親戚が展示会をやるっつーんで、その開催祝賀会みたいなもんかなっ」
「展示会?」
「この前さっ、宝の地図をハルにゃんにあげたっしょ? その後に、蔵の整理をしてたら、んもーっ、出るわ出るわ、ワケわかんないガラクタの山っ! そんなん捨てちゃえって思ってたんだけど、どーにも出すとこ出したら国宝級の代物もあったらしいんだよねっ。んで、それをほかっとくのはもったいなーいっ! ってんで、近所のデパートの催事場で展示会をやるんだってさっ」
なるほどぉ、それで展示会でパーティなんですね。でも、デパートの一部を借りちゃって展示会ができるほど、いろいろ出てくるなんて凄いですね。
「収集癖でもあったんじゃないかなっ、うちのご先祖さまってさっ。んじゃみくる、着替えてきてよっ。ホントはあたしもそっちがいいんだけどさっ、いろいろめんどくさい挨拶やら何やらあって、一緒にいらんないんだよーっ」
ええええっ! つ、鶴屋さん、一緒にいてくれるんじゃないんですかぁ~。うぅ……大丈夫かな、あたし……。
「みくるならだいじょーぶっ! 他にも助っ人は呼んでるんだし、なんとかなるっしょっ!」
「助っ人……ですかぁ?」
「んじゃ、またあとでねぇ~っ」
あぁ~……鶴屋さんったら、結局、助っ人って誰のことかも言わないであたしを更衣室まで案内するなり、どっかに行っちゃいました……。本当に急いでたみたい。
困っちゃったなぁ。たぶん、鶴屋さんのお家の人が主催でのパーティっていうことは、偉い人とかいっぱいいるんじゃないかなぁ。そんな中で、あたしがちゃんとしたおもてなしなんて出来るのかしら?
もしここで、部室でみたいにドジなことしちゃったら、鶴屋さんにも迷惑をかけちゃうことになるし……ううん、そんな後ろ向きなことばかり考えてちゃダメね。鶴屋さんにはいっつもお世話になってるんだもの、こいうことで、少しでも恩返しをしなくちゃ。
用意されていた衣装は、いつも部室で着ているようなお洋服でも文化祭で来たウエイトレスのようなものでもなくて、もっとこうピシッとしたタキシードみたいなものでした。
なんて言えばいいのかな。アイロンもしっかりかけられているシャツに、折り目もしっかりついているスラックスで……なんだろう、バーテンダーみたいな格好になりそう。
これだと、髪の毛を結わえないとダメかも。
何か結わくもの……あれ? なんだろう、この黄色いリボン。あたしこんなの持ってなかったはずなんだけど……どうして鞄の中に入ってるのかしら?
どこかで見たことあるんだけど……どこでだったかなぁ? でも、ちょうどいいかも。せっかくだし、これで髪を結わえちゃおう。
お団子にするかポニーテールにするか迷ったけど、どのくらいの時間なのかもわからないし、お団子にしておいて解けると戻すのが大変だから、ポニーテールでいいかな。
うん、これでバッチリ! ……なのはいいんだけど、これからあたし、どうすればいいのかしら? 鶴屋さんもいないし、他の人もいないし……ええっと……。
「これはこれは、朝比奈さまではありませんか」
「え?」
更衣室を出て、従業員専用のちょっと薄暗い通路でオロオロしていたあたしに、声をかけてきたのは、
「あ、えっと、合宿のときに……ええっと、古泉くんの知り合いの……」
「新川でございます。ご無沙汰しておりました」
そうっ! いつも合宿の度に古泉くんが連絡してくれている、執事の新川さん。今日もフォーマルな格好をきちんと着こなして、ホッと安心できる柔和な笑顔を見せてくれてます。ただでさえ心細かったけど、ここで知っている人に会えてホントによかったぁ。
「……あれ、でもどうして新川さんがこちらにいらっしゃるんですかぁ?」
「この度、こちらで鶴屋さま主催のパーティが開かれるとのことで、急遽お声を掛けていただけたのです。冬の一件で、わたくしのことを覚えていてくださったようで。ありがたいことです」
「ああ、そうだったんですかぁ~」
「それにしても、朝比奈さまはこちらで何を? ここは従業員用の通路でございますが……道に迷われてしまったのでしょうか」
「あ、いえ。えっと、あたしも今日のパーティで鶴屋さんにお手伝いを頼まれて……、それで着替えたのはいいんですけど、これからどこに行けばいいのかわからなくて」
「おお、さようでございましたか。となると……やはりあのウワサは、あながち無責任な風評というわけでもないのでしょうか」
「ウワサ……ですか?」
「おや、ご存じありませんでしたか? これは失言でした。今の話はお忘れください」
「はぁ……?」
「それでは、会場の方へご案内いたしましょう」
えぇ~……も、もう会場まで行っちゃうんですかぁ。大丈夫かなぁ……あたし、ちゃんとできるかしら? 無事に何事もなく終わればいいんだけど……。
本当に……うぅ、もう泣きそうですぅ……。
つづく
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[にのまえはじめ/にのまえあゆむ] Re:無題
そうかもしれないし、違うかもしれません( ̄ー ̄)ニヤリ
★おめでとうございます。
NAME: せつや
にのまえさん、今晩は。
10万HTおめでとうございます。(ちなみに前に言ったアイデアは思いついていません…スイマセン)
さてSSの方は朝比奈さんが持っていたんですか。このままハルヒ達に見つかれば事件がすぐに終わり、キョンは朝比奈さんのポニーが見れて幸せ…では終わらせてくれないだろうなぁ。(意識無意識にかかわらず)
ではまた。
10万HTおめでとうございます。(ちなみに前に言ったアイデアは思いついていません…スイマセン)
さてSSの方は朝比奈さんが持っていたんですか。このままハルヒ達に見つかれば事件がすぐに終わり、キョンは朝比奈さんのポニーが見れて幸せ…では終わらせてくれないだろうなぁ。(意識無意識にかかわらず)
ではまた。
[にのまえはじめ/にのまえあゆむ] Re:おめでとうございます。
いやあ、何かしらのアンケートでもと考えておりましたが、そのネタすら浮かばずにいつもと変わらぬ平常営業でにんともかんとも。
SSの方は……さて、どうなるか何も考えてないので先行き不安だったりします(;´Д`)
SSの方は……さて、どうなるか何も考えてないので先行き不安だったりします(;´Д`)
★100kHitsおめでとうございます
NAME: 鵲 翔平
こんばんは、昨日の夜は大変でしたね、鵲です。
まずは、10万Hitsおめでとうございます。あるところから急にカウンターの回りが速くなって見ている方としても驚きました。さすがですね。やはり良いモノを書く方は違います。(もっとも、私はSSなんて難しくてとても書けませんが。)
さて、SSの方はいよいよ横とのつながりが楽しみになってきました。リボンの行方も気になりますが、新川さんの登場で機関がどう絡んで来るのか?面白くなって来ました。
それでは、これからも楽しく読ませていただきます。ではでは。
まずは、10万Hitsおめでとうございます。あるところから急にカウンターの回りが速くなって見ている方としても驚きました。さすがですね。やはり良いモノを書く方は違います。(もっとも、私はSSなんて難しくてとても書けませんが。)
さて、SSの方はいよいよ横とのつながりが楽しみになってきました。リボンの行方も気になりますが、新川さんの登場で機関がどう絡んで来るのか?面白くなって来ました。
それでは、これからも楽しく読ませていただきます。ではでは。
[にのまえはじめ/にのまえあゆむ] Re:100kHitsおめでとうございます
カウンターも、どうにもNINJYATOOLはユニークアクセスのみにしているにもかかわらず、二重カウントしてるんじゃないかこれ? と思うところもあったり。
SSの方は、機関が絡んでというよりは、ひとまずオールキャラ出演でやってみるかー、程度にしか考えておりませんw
SSの方は、機関が絡んでというよりは、ひとまずオールキャラ出演でやってみるかー、程度にしか考えておりませんw
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