category: 日記
DATE : 2007/07/14 (Sat)
DATE : 2007/07/14 (Sat)
本日はいろいろと凄いことばかりです。
凄い強力な台風が接近中で、通過した九州・沖縄は大変なことになってますね。雨ざーざーの風ごーごーという嵐はワクワクしちゃうものですが、被害が出るとなると話は別です。奄美や鹿児島には親戚もおりますし、関東なんてこれからですからねぇ。被害も最小限で済むことを祈るばかりです。
凄いといえば、クロトシさんのところでヒロインズの時系列表完全版ががが!
すげー、こういう繋がりになってるのかー。全部そのときのノリで繋げてますから、改めて表で見ちゃうと、すごく入り組んでいるように見えますね! 実際は一人のヒロインがサブキャラとして別のヒロインの話に登場したときに、次の週でその話をしとこっかなー、程度しか考えていなかったもので。例としてはハルヒさんの六話目と朝比奈さんの七話目みたいな構図ですねー。
ここに森さんを組み込まなくてよかったと、今だからぶっちゃけられるようなことを言っておいて、今日のSSを「つづき」に置いておきますね( ´∀`)つ □
凄い強力な台風が接近中で、通過した九州・沖縄は大変なことになってますね。雨ざーざーの風ごーごーという嵐はワクワクしちゃうものですが、被害が出るとなると話は別です。奄美や鹿児島には親戚もおりますし、関東なんてこれからですからねぇ。被害も最小限で済むことを祈るばかりです。
凄いといえば、クロトシさんのところでヒロインズの時系列表完全版ががが!
すげー、こういう繋がりになってるのかー。全部そのときのノリで繋げてますから、改めて表で見ちゃうと、すごく入り組んでいるように見えますね! 実際は一人のヒロインがサブキャラとして別のヒロインの話に登場したときに、次の週でその話をしとこっかなー、程度しか考えていなかったもので。例としてはハルヒさんの六話目と朝比奈さんの七話目みたいな構図ですねー。
ここに森さんを組み込まなくてよかったと、今だからぶっちゃけられるようなことを言っておいて、今日のSSを「つづき」に置いておきますね( ´∀`)つ □
前回はこちら
【Respect redo】吉村美代子の憂鬱
「えっまーじぇんしーっ、えまーじぇんしーっ!」
へっ? は……え? な、何ですか? 何事ですか!? うつらうつらしていたわたしも、さすがに飛び起きちゃうほどの声ですよ? そんな声を誰が出すのかと言えば……ま、一人しかいませんよね。
「も~……なんですか、橘さん。少し落ち着きましょうよ……」
眠い目をこすって体を起こせば、目の前には料理を両手に抱えた橘さんが仁王立ち。どうでもいいですが、この位置からだと下着が丸見えなですよ。
「吉村さん、いつまでも寝ている場合ではないのです。九曜さんと仲良しさんなのはいいことですが、事は緊急を要しますよ!」
周防さんと仲良しって何がですか。さっきも周防さんのせいで散々恥を掻いているんですから……あれ?
「あ、周防さん。すみません」
「──────」
朝倉さんのところで起こした出来事を叱った後、早すぎた朝に極悪なドライブで疲れていたわたしは、そのまま寝ちゃったんですけど……何やら周防さん、膝枕しててくれたみたいです。
そんなことしてくれてたなんて、まったく気付きませんでした。寝惚けて抱え込んじゃったのかしら?
「それより、何がエマージェンシーなんですか?」
「そうそう、大変なのです。敵機襲来です。よもやここで接近遭遇するとはビックリ仰天なのですが、逆に考えましょう。今ここで倒しちゃえばいいやって考えるのです」
あーうー……のっけから意味がわからないし、わたしは自分の名前が書いてあるハンカチとか持ってないので、二度寝しちゃっていいですか?
「あ、吉村さん寝ちゃうのかな? 食事作ってきたんだけど、残しておこうか?」
どどんっ! と手に持っていた料理皿をテーブルの上に投げ置いた橘さんに代わって、席のセッティングをしているのが佐々木さんでした。
「あ、いえ。夜に眠れなくなりそうだから起きます」
佐々木さん一人に準備をさせるのもアレですから、わたしも慌ててお手伝いに参加……なんですが、用意されている料理が、どれもこれも脂っこい唐揚げとかコロッケとか、揚げ物メインですか……。寝起きでこれは少しキツいです。
「ともかく、話は食事をしながらにしましょう」
そのことに異論はありませんが、寝起きに脂っこいものはさすがにのどを通りにくいですよ。白米とみそ汁をメインに箸を進めてますが……でも、せっかく作っていただいた手前、まったく手をつけないのも申し訳ないので、少しくらいは。
「あ、美味しい」
「そう? それは何よりだ」
やっぱり佐々木さんですね、頭もよくて料理もそつなくこなすなんて。
「いい揚げ加減でしょう? 油の温度を一八〇度でキープしておくのがポイントです」
や、橘さん。揚げ物なら確かに油の温度って重要かもしれませんけど、わたしが言いたいのは味そのものであってですね……まぁ、いいです。米を食器用洗剤で洗うような真似さえしてくれてなければ文句言いません。
「え? 洗剤は使うものではないんですか?」
ちょっ……え? 茶碗の半分は食べちゃったじゃないですか!
「冗談です。吉村さんには、もう少しユーモアを理解する心の余裕が必要ですね」
……ぶっ飛ばしちゃっていいですか?
「それで、何が大変でエマージェンシーだったんですか?」
みそ汁をずずずっとすすりつつ、肝心な話を聞くことにしましょう。ああ……このみそ汁、作ったのは橘さんですね? わかめをもう少し小さく刻んでください。
「そう、そうなのです。敵が現れました。といっても主戦力ではなく、先兵みたいなものですが」
「どこにですか」
唯一まともなのは海苔ですか。韓国海苔なのかしら? 少し塩がまぶされていて、しょっぱくて美味しいですね。
「ここですよ、この宿! よもや唯一の泊まり客が敵の先兵だとは夢にも思いませんでした。よもや海苔とわかめの海藻コンビが現れるとは……っ!」
「それはまた、大変ですねー……ん?」
海苔とわかめは今食べてますが……唯一の泊まり客が敵の先兵? わたしたち以外で、今この宿にいるのは……もしかして。
「朝倉さんと……えっと、喜緑さんのことですか?」
「む? 吉村さん、敵のことをご存じだったんですか? はっ! ま、まさか裏切り……っ!」
裏切りも何も、わたしは善意の第三者ですよ。橘さんの一味に加えないでください。そもそも、そんな戦隊もので「まさかキサマが裏切りものだったのか!」みたいな、驚愕の展開が発生したような驚き方をされてもですね、わたしがここに来たのは朝に拉致同然で連れてこられているでしょう? なのにどうやって朝倉さんたちに宿泊先の情報を提供できるんですか。
「そこにはきっと、どんな名探偵でも頭を悩ますトリックが!」
ありません。
「いいですか、橘さん。寝言は寝ている時に言うから寝言なんです。起きている時に言うのはたわごとです。どちらにしろ、そろそろ現実を直視して、実直に生きてみませんか?」
「そういうわけで、先ほど敵の方から果たし合いが申し渡されました」
人の話をそろそろ聞いてください。
「一階の遊戯室で待ちかまえているそうです。こてんぱんにノシてやりましょう」
「遊戯室? そんなのがあるんですか」
「ええ、ばっちり完備しております。ダーツ、ビリヤード、卓球、エアホッケー、ビデオゲーム、カラオケ、さらにはこの宿限定のきょこたんプリクラもあります。なんでもござれってなもんです」
そんなところに力を入れるなら、もっと従業員を充実させて客寄せをしたほうがいいんじゃないでしょうか……? 何ですか、自炊って。
「さぁっ! しっかり食べて、力を蓄えたらいざ決戦です。先兵と言えども油断なりませんからね」
妙に気合い入ってるのは構わないんですが、わたしはその間に温泉にでもゆっくり浸かってくることにします。頑張ってくださいね。
「何をおっしゃいますか。吉村さんも大事な戦力ですよ? きょこたん団では新人も即戦力重視なのです。甘えは許されません。期待してますよ!」
ああ、きょこたん団で確定なんですね……って、わたしもですか!? そんなキラキラした視線を送られてもですね……ええと、助けてください、佐々木さん。
「しかし橘さん」
ああ、ようやくわたしの願いが通じたみたいです。事ここにいたり、ようやく佐々木さんが助け船を──。
「決戦はいいけれど、その前にせっかく温泉宿に来たんだ。気分を盛り上げるために、堅苦しい普段着は脱ぎ捨てて、浴衣にでも着替えるのはどうかな? その方が、遊戯室で遊ぶにも盛り上がると思うよ」
って、助けちゃくれないんですね。浴衣なんてどうでもいいじゃないですか……。
「確かに佐々木さんが言うことももっともです。それではささっと着替えて行きましょう。というわけで、吉村さん」
「はい?」
「脱げ」
「は? え、あっ! ちょ、ちょっと待ってっ! 待って待って! まだ食事ちゅ」
「遠慮しなくて無問題です。まだお若いですし、浴衣も着慣れていないでしょう? お手伝いしてさしあげます」
「わ、わわ、わかりました! わかりましたから、自分で脱ぎますから!」
何ですか、この一味の中にはこんな人ばっかりですか? わたしはそっちの趣味なんてありませんから、巻き込まないでください。
結局、橘さんに半分以上はひん剥かれちゃいました……。
「うわー……吉村さん、まだ小学生なのですよね? これ、何カップですか?」
「うわわわわっ!」
人のブラを頭に乗っけて、タイムボカンだなんて……わたしが知らないネタはやめてください。そもそもあなた、いつの間に着替えたんですか。
「それじゃ、僕が後片付けをしておくよ。片付けまで含めて料理だと、よく言ったものだね。それでは諸君、頑張ってくれたまえ」
さ、佐々木さん……そのしてやったりという笑顔はなんですか。それを口実に逃げましたね?
「さぁ、頑張って参りましょう!」
何と言いますか、今の橘さんなら一人で充分な気がします。はぁ~……早く温泉に入りたいなぁ~……。
つづく
【Respect redo】吉村美代子の憂鬱
「えっまーじぇんしーっ、えまーじぇんしーっ!」
へっ? は……え? な、何ですか? 何事ですか!? うつらうつらしていたわたしも、さすがに飛び起きちゃうほどの声ですよ? そんな声を誰が出すのかと言えば……ま、一人しかいませんよね。
「も~……なんですか、橘さん。少し落ち着きましょうよ……」
眠い目をこすって体を起こせば、目の前には料理を両手に抱えた橘さんが仁王立ち。どうでもいいですが、この位置からだと下着が丸見えなですよ。
「吉村さん、いつまでも寝ている場合ではないのです。九曜さんと仲良しさんなのはいいことですが、事は緊急を要しますよ!」
周防さんと仲良しって何がですか。さっきも周防さんのせいで散々恥を掻いているんですから……あれ?
「あ、周防さん。すみません」
「──────」
朝倉さんのところで起こした出来事を叱った後、早すぎた朝に極悪なドライブで疲れていたわたしは、そのまま寝ちゃったんですけど……何やら周防さん、膝枕しててくれたみたいです。
そんなことしてくれてたなんて、まったく気付きませんでした。寝惚けて抱え込んじゃったのかしら?
「それより、何がエマージェンシーなんですか?」
「そうそう、大変なのです。敵機襲来です。よもやここで接近遭遇するとはビックリ仰天なのですが、逆に考えましょう。今ここで倒しちゃえばいいやって考えるのです」
あーうー……のっけから意味がわからないし、わたしは自分の名前が書いてあるハンカチとか持ってないので、二度寝しちゃっていいですか?
「あ、吉村さん寝ちゃうのかな? 食事作ってきたんだけど、残しておこうか?」
どどんっ! と手に持っていた料理皿をテーブルの上に投げ置いた橘さんに代わって、席のセッティングをしているのが佐々木さんでした。
「あ、いえ。夜に眠れなくなりそうだから起きます」
佐々木さん一人に準備をさせるのもアレですから、わたしも慌ててお手伝いに参加……なんですが、用意されている料理が、どれもこれも脂っこい唐揚げとかコロッケとか、揚げ物メインですか……。寝起きでこれは少しキツいです。
「ともかく、話は食事をしながらにしましょう」
そのことに異論はありませんが、寝起きに脂っこいものはさすがにのどを通りにくいですよ。白米とみそ汁をメインに箸を進めてますが……でも、せっかく作っていただいた手前、まったく手をつけないのも申し訳ないので、少しくらいは。
「あ、美味しい」
「そう? それは何よりだ」
やっぱり佐々木さんですね、頭もよくて料理もそつなくこなすなんて。
「いい揚げ加減でしょう? 油の温度を一八〇度でキープしておくのがポイントです」
や、橘さん。揚げ物なら確かに油の温度って重要かもしれませんけど、わたしが言いたいのは味そのものであってですね……まぁ、いいです。米を食器用洗剤で洗うような真似さえしてくれてなければ文句言いません。
「え? 洗剤は使うものではないんですか?」
ちょっ……え? 茶碗の半分は食べちゃったじゃないですか!
「冗談です。吉村さんには、もう少しユーモアを理解する心の余裕が必要ですね」
……ぶっ飛ばしちゃっていいですか?
「それで、何が大変でエマージェンシーだったんですか?」
みそ汁をずずずっとすすりつつ、肝心な話を聞くことにしましょう。ああ……このみそ汁、作ったのは橘さんですね? わかめをもう少し小さく刻んでください。
「そう、そうなのです。敵が現れました。といっても主戦力ではなく、先兵みたいなものですが」
「どこにですか」
唯一まともなのは海苔ですか。韓国海苔なのかしら? 少し塩がまぶされていて、しょっぱくて美味しいですね。
「ここですよ、この宿! よもや唯一の泊まり客が敵の先兵だとは夢にも思いませんでした。よもや海苔とわかめの海藻コンビが現れるとは……っ!」
「それはまた、大変ですねー……ん?」
海苔とわかめは今食べてますが……唯一の泊まり客が敵の先兵? わたしたち以外で、今この宿にいるのは……もしかして。
「朝倉さんと……えっと、喜緑さんのことですか?」
「む? 吉村さん、敵のことをご存じだったんですか? はっ! ま、まさか裏切り……っ!」
裏切りも何も、わたしは善意の第三者ですよ。橘さんの一味に加えないでください。そもそも、そんな戦隊もので「まさかキサマが裏切りものだったのか!」みたいな、驚愕の展開が発生したような驚き方をされてもですね、わたしがここに来たのは朝に拉致同然で連れてこられているでしょう? なのにどうやって朝倉さんたちに宿泊先の情報を提供できるんですか。
「そこにはきっと、どんな名探偵でも頭を悩ますトリックが!」
ありません。
「いいですか、橘さん。寝言は寝ている時に言うから寝言なんです。起きている時に言うのはたわごとです。どちらにしろ、そろそろ現実を直視して、実直に生きてみませんか?」
「そういうわけで、先ほど敵の方から果たし合いが申し渡されました」
人の話をそろそろ聞いてください。
「一階の遊戯室で待ちかまえているそうです。こてんぱんにノシてやりましょう」
「遊戯室? そんなのがあるんですか」
「ええ、ばっちり完備しております。ダーツ、ビリヤード、卓球、エアホッケー、ビデオゲーム、カラオケ、さらにはこの宿限定のきょこたんプリクラもあります。なんでもござれってなもんです」
そんなところに力を入れるなら、もっと従業員を充実させて客寄せをしたほうがいいんじゃないでしょうか……? 何ですか、自炊って。
「さぁっ! しっかり食べて、力を蓄えたらいざ決戦です。先兵と言えども油断なりませんからね」
妙に気合い入ってるのは構わないんですが、わたしはその間に温泉にでもゆっくり浸かってくることにします。頑張ってくださいね。
「何をおっしゃいますか。吉村さんも大事な戦力ですよ? きょこたん団では新人も即戦力重視なのです。甘えは許されません。期待してますよ!」
ああ、きょこたん団で確定なんですね……って、わたしもですか!? そんなキラキラした視線を送られてもですね……ええと、助けてください、佐々木さん。
「しかし橘さん」
ああ、ようやくわたしの願いが通じたみたいです。事ここにいたり、ようやく佐々木さんが助け船を──。
「決戦はいいけれど、その前にせっかく温泉宿に来たんだ。気分を盛り上げるために、堅苦しい普段着は脱ぎ捨てて、浴衣にでも着替えるのはどうかな? その方が、遊戯室で遊ぶにも盛り上がると思うよ」
って、助けちゃくれないんですね。浴衣なんてどうでもいいじゃないですか……。
「確かに佐々木さんが言うことももっともです。それではささっと着替えて行きましょう。というわけで、吉村さん」
「はい?」
「脱げ」
「は? え、あっ! ちょ、ちょっと待ってっ! 待って待って! まだ食事ちゅ」
「遠慮しなくて無問題です。まだお若いですし、浴衣も着慣れていないでしょう? お手伝いしてさしあげます」
「わ、わわ、わかりました! わかりましたから、自分で脱ぎますから!」
何ですか、この一味の中にはこんな人ばっかりですか? わたしはそっちの趣味なんてありませんから、巻き込まないでください。
結局、橘さんに半分以上はひん剥かれちゃいました……。
「うわー……吉村さん、まだ小学生なのですよね? これ、何カップですか?」
「うわわわわっ!」
人のブラを頭に乗っけて、タイムボカンだなんて……わたしが知らないネタはやめてください。そもそもあなた、いつの間に着替えたんですか。
「それじゃ、僕が後片付けをしておくよ。片付けまで含めて料理だと、よく言ったものだね。それでは諸君、頑張ってくれたまえ」
さ、佐々木さん……そのしてやったりという笑顔はなんですか。それを口実に逃げましたね?
「さぁ、頑張って参りましょう!」
何と言いますか、今の橘さんなら一人で充分な気がします。はぁ~……早く温泉に入りたいなぁ~……。
つづく
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[にのまえはじめ/にのまえあゆむ] Re:無題
その報いは次回のSSで……。
[にのまえはじめ/にのまえあゆむ] Re:無題
男が狼なら、女は羊の皮をかぶった虎だとばっちゃが言ってた!
[にのまえはじめ/にのまえあゆむ] Re:無題
>長門とか朝倉とか喜緑さんとか
それでも喜緑さんだけには「さん付け」するところがサスガであります。
それでも喜緑さんだけには「さん付け」するところがサスガであります。
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