category: 日記
DATE : 2008/04/11 (Fri)
DATE : 2008/04/11 (Fri)
なんだかえらいこと時間がかかりましたが、今連載しているSSも今回の分でようやくネタ振りが終わったというかなんというか、自分の中でひとつの山場を超えたという気分デス。話の山場はこれからですが。
それにしてもタイトルにもなってる森さんの出番が少n(ry
あれです、内田康夫さんの浅見光彦シリーズの第一作目みたいなもんだと思っていただければ! 確か、第一作目で浅見光彦が登場したのって、全体の2/3くらいストーリーが進んでからだったような気がします。
それはともかく、次回のSS更新ですが……んー、どうしようかと悩んでおります。自分としては最後まで仕上げてからUPしたほうがいいような展開になる予定なですよねぇ……ふむむ。
仕事の方も煮詰まってきてますし、次回以降は少し書き進めてみてから判断しようと思います。
と、そんなわけでして、ではまた。
それにしてもタイトルにもなってる森さんの出番が少n(ry
あれです、内田康夫さんの浅見光彦シリーズの第一作目みたいなもんだと思っていただければ! 確か、第一作目で浅見光彦が登場したのって、全体の2/3くらいストーリーが進んでからだったような気がします。
それはともかく、次回のSS更新ですが……んー、どうしようかと悩んでおります。自分としては最後まで仕上げてからUPしたほうがいいような展開になる予定なですよねぇ……ふむむ。
仕事の方も煮詰まってきてますし、次回以降は少し書き進めてみてから判断しようと思います。
と、そんなわけでして、ではまた。
前回はこちら
森園生の変心:16
午後の微睡みに満ちた時間でさえ、興味の対象外と称して差し支えのない授業で費やしたというのに、放課後のまったり気分で過ごせる部室でさえも勉強なんぞしたくない、と思う俺の心情は至極真っ当なものだと思われる。
が、そんな真っ当な意見をひっくり返すのが涼宮ハルヒという奴であり、古泉のあまり上等とはおもえない言い訳という名の嘘もアッという間にひっくり返された。
嘘がひっくり返ればホントとなり、結局、放課後の倦怠感溢れる一時は殺伐とした勉強会になってしまった。
生徒は俺。ついでに朝比奈さんもどちらかと言えば生徒寄りの立場だろうか。
教師はハルヒ、長門、古泉。まぁ、古泉は端から俺に勉強を教える気はないようで口を挟んでくることはなく、長門なんかは「そう」と「違う」の二言だけを時たま口にするだけで、教師にすらなっていない。
最悪なのがハルヒだ。こいつが人にものを教えようとするのはやめた方がいい。少なくとも、こいつから何かを教えられる立場になってしまった人間は、鋼よりも強靱な忍耐力が必要かもしれん。
いったい何度バカと言われたことか。五十八回目までは数えていたが、それ以降は虚しくなるだけなのでやめておいた。
まったく、今日ほど早く帰りたいと思ったことはない。特にハルヒがことさら楽しそうに俺を罵倒して勉強を教えてくれる姿が癪に障る。この調子では、毎日が放課後の勉強会になりそうだ。そんなことになったら、俺は二度と部室には立ち寄らないだろう。
ま、今日は金曜日だし、土日を挟めばハルヒも飽きて忘れるだろう。でなけりゃ困る。
「んでもっ! ハルにゃんのこったから、ちゃーんっと教えてくれたんでしょっ?」
「そりゃ教えてくれましたけどね」
鶴屋さんを自宅に送り届けるようになってからの帰り道は、その日にあった部室での活動報告のようなことをするようになっていた。場の空気が持たずに俺から振ることもあれば、鶴屋さんの方から聞いてくることもあり、道中の丁度いい話題になっている。
「ものには教え方ってのがあるでしょう。罵倒しかされないんじゃ、やる気も激減ってもんですよ」
「そーかもしんないけどっ! でもほれ、そこはハルにゃんなりの照れ隠しだと思って諦めるべきっさ!」
それはいったいどんな照れの隠し方なのかと問い詰めたい。だいたい、勉強を教えるのにどうして照れなくちゃならないんだ。
「あの調子だとあいつ、明日も勉強会を開きそうな勢いでしたよ。けどまぁ、さすがにそれは無理だからなくなりましたけどね」
「無理って? あ……っ、あーそっか。明日だっけかね」
俺に言われて思いだした、とばかりに鶴屋さんは呟く。まるで今の今まで忘れていたような態度だが、そんなことはあるまい。他人事ならともかく、我が身で起こる人生の一大イベントの日程を、そう簡単に忘れられる奴はいない。鶴屋さんだったらなおさらだ。
なのにそんな言葉をこぼすところを見れば、鶴屋さん自身、自覚のあるなしに関係なく明日のことは考えないようにしていたのかもしれない。
その理由は──。
「不安ですか、やっぱり」
「そう見えるっかな?」
自転車を運転している俺からは、後ろで立ち乗りしている鶴屋さんの表情は見えない。だが、その耳に届く声は「らしくない」と評していいような、どこか沈んだ声音だった。
「別にそんな不安とかって気持ちはさっ、ホントないんだけどねっ。でも、うーん、なんだろね?」
さて、それは俺にはわからない心境だ。他の奴でもわからないだろうし、鶴屋さん自身にとっても明確な答えなんて出てこない気持ちなのかもしれない。
「あのさっ、キョンくん」
気の利いた台詞が出てこなくて黙っていれば、鶴屋さんの方から言葉を重ねて来た。
「もし、このままどっかに連れてけーってあたしが言ったら、連れてってくれっかな?」
「えっ? あー……っと」
ひどく冗談めかしているが、声のトーンは驚くほど真面目な鶴屋さんの言葉に、俺はつい、返す言葉に詰まった。
それは、単にこの帰り道で寄り道していこうと誘っている……ってことじゃなさそうだ。どちらかというと、明日の結納に行きたくないから、このまま誰も知らないような場所に連れ去ってくれ、と言ってるように聞こえる。
そんな真似を実際にしてしまえば、そりゃ大騒ぎだ。気軽に出来る事じゃない。ハルヒだったら後先考えずに実行しそうだが、俺には出来ない。
「……ぷっ、あっははははっ! やっだなぁっ、キョンくん! そんな考え込まれちゃうと、おねーさんの方こそ困っちゃうじゃないかっ!」
一転、大爆笑をかます鶴屋さんは、人の肩をバシバシ叩きながらそう言った。
「みょーなとこで真面目だなぁ、キョンくん! かるぅ~い冗談っさ」
冗談、ねぇ。
「いいですよ、別に」
「へ?」
「今の俺は鶴屋さんの執事ですからね、ご主人様の命令には絶対服従っすよ。どうします?」
走らせていた自転車を止めて振り返れば、鶴屋さんはキョトンとした表情を浮かべていた……が、すぐにニヤリと笑みを浮かべた。
「無理ムリっ! キョンくんにはそんな真似できないっしょ」
そりゃ確かに、俺にはそんな真似はできなそうにない。事実、最初に問われた時点で返答に言葉を詰まらせていたくらいだ。今さらこんな態度を取ったところで鶴屋さんにはお見通しだろう。
だが、そうも断言的に言われると食って掛かりたくなるのが心情ってもんだ。
「そんなことないですよ。俺は鶴屋さんのこと嫌いじゃないですし、どこの誰とも知れない相手に取られるくらいなら……なんてこと、するかもしれないですよ?」
「ほぇ~っ、そこまで言われちゃうと、さすがにあたしでも照れちゃうなぁっ! んでもっ! それでもキョンくんはそんな真似できないよねっ」
まるで確信めいた口ぶりだ。別に自分自身に自惚れてるわけでもないが、どうしてそうまで言い切れるのか不思議になってきた。
「だってキョンくん、今のこの状況であたしをどっかに連れてっちゃうーってことはさっ、代わりに他のこと全部捨てちゃうってことになっちゃうよ? みくるや有希っこや古泉くん、それにハルにゃんとのこと全部捨ててまで、そんなことできる? キョンくんにはその覚悟がある? あたしが知ってるキョンくんは、そういうことができないと思うけどっ!」
そこまで言われては、舌を巻くしかない。そう判断するほど鶴屋さんが俺のことを見ているとは思わなかったし、言われたことはあまりにも的を射ている。
確かに俺には、他の何もかもを捨ててまで何かひとつのことを選ぶってことは出来そうにない。
もしそんな真似ができているのなら、先頃に起きたハルヒと佐々木の閉鎖空間共振騒ぎのときに、両方とも何とかするなんて選択肢は選ばず、藤原が提案してきたどちらか一方を救う選択をしていただろう。
「悪く言えば優柔不断なんだろーけどっ!」
反論のしようもない。
「でもさっ、キョンくんの場合は選ばないことを選んでるのかな? だとしたら、優柔不断ともちょいっと違うねっ!」
「何ですか、それは」
「んー、なんだろねっ? あたしもよくわかんないけどっ!」
と言いつつも、その表情はくすくすと笑いをかみ殺している。わからないんじゃなくて、わかっているけど教えない、の間違いじゃないですかね?
「まぁまぁっ! とりあえず、早く帰ろうぜぃっ! 明日は早いんだ!」
「りょーかいっす」
言葉こそ出てこなかったが、気分は「やれやれ」と言ったところか。漏れる溜息が暗にそう告げている。
鶴屋さんに促されるままに、俺は再び自転車を走らせた。
「でもキョンくん」
「なんすか?」
「実はあたし、今の言葉でほんのちょっとだけ気持ちがグラついちゃったかもっ!」
「それも冗談ですか?」
「そっ、じょーだんっさ!」
ですよね。
「だったら俺も冗談ついでに言っときますけど」
「なんだい?」
「鶴屋さんの結婚相手ってのが気にくわないヤロウだったら、問答無用で鶴屋さんを連れ出しますよ」
「うっはははっ! それはけっこー笑えない冗談だなぁっ!」
ま、俺には気の利いたジョークを言えるようなセンスなんてありゃしませんからね。言うんじゃなかったと、今になって思ってますよ。
「でも、うん。あんがと」
囁くように呟く今の鶴屋さんの言葉は、聞こえなかったことにした。
そりゃだって、冗談を言って感謝されることなんてあるわけがないだろ?
つづく
森園生の変心:16
午後の微睡みに満ちた時間でさえ、興味の対象外と称して差し支えのない授業で費やしたというのに、放課後のまったり気分で過ごせる部室でさえも勉強なんぞしたくない、と思う俺の心情は至極真っ当なものだと思われる。
が、そんな真っ当な意見をひっくり返すのが涼宮ハルヒという奴であり、古泉のあまり上等とはおもえない言い訳という名の嘘もアッという間にひっくり返された。
嘘がひっくり返ればホントとなり、結局、放課後の倦怠感溢れる一時は殺伐とした勉強会になってしまった。
生徒は俺。ついでに朝比奈さんもどちらかと言えば生徒寄りの立場だろうか。
教師はハルヒ、長門、古泉。まぁ、古泉は端から俺に勉強を教える気はないようで口を挟んでくることはなく、長門なんかは「そう」と「違う」の二言だけを時たま口にするだけで、教師にすらなっていない。
最悪なのがハルヒだ。こいつが人にものを教えようとするのはやめた方がいい。少なくとも、こいつから何かを教えられる立場になってしまった人間は、鋼よりも強靱な忍耐力が必要かもしれん。
いったい何度バカと言われたことか。五十八回目までは数えていたが、それ以降は虚しくなるだけなのでやめておいた。
まったく、今日ほど早く帰りたいと思ったことはない。特にハルヒがことさら楽しそうに俺を罵倒して勉強を教えてくれる姿が癪に障る。この調子では、毎日が放課後の勉強会になりそうだ。そんなことになったら、俺は二度と部室には立ち寄らないだろう。
ま、今日は金曜日だし、土日を挟めばハルヒも飽きて忘れるだろう。でなけりゃ困る。
「んでもっ! ハルにゃんのこったから、ちゃーんっと教えてくれたんでしょっ?」
「そりゃ教えてくれましたけどね」
鶴屋さんを自宅に送り届けるようになってからの帰り道は、その日にあった部室での活動報告のようなことをするようになっていた。場の空気が持たずに俺から振ることもあれば、鶴屋さんの方から聞いてくることもあり、道中の丁度いい話題になっている。
「ものには教え方ってのがあるでしょう。罵倒しかされないんじゃ、やる気も激減ってもんですよ」
「そーかもしんないけどっ! でもほれ、そこはハルにゃんなりの照れ隠しだと思って諦めるべきっさ!」
それはいったいどんな照れの隠し方なのかと問い詰めたい。だいたい、勉強を教えるのにどうして照れなくちゃならないんだ。
「あの調子だとあいつ、明日も勉強会を開きそうな勢いでしたよ。けどまぁ、さすがにそれは無理だからなくなりましたけどね」
「無理って? あ……っ、あーそっか。明日だっけかね」
俺に言われて思いだした、とばかりに鶴屋さんは呟く。まるで今の今まで忘れていたような態度だが、そんなことはあるまい。他人事ならともかく、我が身で起こる人生の一大イベントの日程を、そう簡単に忘れられる奴はいない。鶴屋さんだったらなおさらだ。
なのにそんな言葉をこぼすところを見れば、鶴屋さん自身、自覚のあるなしに関係なく明日のことは考えないようにしていたのかもしれない。
その理由は──。
「不安ですか、やっぱり」
「そう見えるっかな?」
自転車を運転している俺からは、後ろで立ち乗りしている鶴屋さんの表情は見えない。だが、その耳に届く声は「らしくない」と評していいような、どこか沈んだ声音だった。
「別にそんな不安とかって気持ちはさっ、ホントないんだけどねっ。でも、うーん、なんだろね?」
さて、それは俺にはわからない心境だ。他の奴でもわからないだろうし、鶴屋さん自身にとっても明確な答えなんて出てこない気持ちなのかもしれない。
「あのさっ、キョンくん」
気の利いた台詞が出てこなくて黙っていれば、鶴屋さんの方から言葉を重ねて来た。
「もし、このままどっかに連れてけーってあたしが言ったら、連れてってくれっかな?」
「えっ? あー……っと」
ひどく冗談めかしているが、声のトーンは驚くほど真面目な鶴屋さんの言葉に、俺はつい、返す言葉に詰まった。
それは、単にこの帰り道で寄り道していこうと誘っている……ってことじゃなさそうだ。どちらかというと、明日の結納に行きたくないから、このまま誰も知らないような場所に連れ去ってくれ、と言ってるように聞こえる。
そんな真似を実際にしてしまえば、そりゃ大騒ぎだ。気軽に出来る事じゃない。ハルヒだったら後先考えずに実行しそうだが、俺には出来ない。
「……ぷっ、あっははははっ! やっだなぁっ、キョンくん! そんな考え込まれちゃうと、おねーさんの方こそ困っちゃうじゃないかっ!」
一転、大爆笑をかます鶴屋さんは、人の肩をバシバシ叩きながらそう言った。
「みょーなとこで真面目だなぁ、キョンくん! かるぅ~い冗談っさ」
冗談、ねぇ。
「いいですよ、別に」
「へ?」
「今の俺は鶴屋さんの執事ですからね、ご主人様の命令には絶対服従っすよ。どうします?」
走らせていた自転車を止めて振り返れば、鶴屋さんはキョトンとした表情を浮かべていた……が、すぐにニヤリと笑みを浮かべた。
「無理ムリっ! キョンくんにはそんな真似できないっしょ」
そりゃ確かに、俺にはそんな真似はできなそうにない。事実、最初に問われた時点で返答に言葉を詰まらせていたくらいだ。今さらこんな態度を取ったところで鶴屋さんにはお見通しだろう。
だが、そうも断言的に言われると食って掛かりたくなるのが心情ってもんだ。
「そんなことないですよ。俺は鶴屋さんのこと嫌いじゃないですし、どこの誰とも知れない相手に取られるくらいなら……なんてこと、するかもしれないですよ?」
「ほぇ~っ、そこまで言われちゃうと、さすがにあたしでも照れちゃうなぁっ! んでもっ! それでもキョンくんはそんな真似できないよねっ」
まるで確信めいた口ぶりだ。別に自分自身に自惚れてるわけでもないが、どうしてそうまで言い切れるのか不思議になってきた。
「だってキョンくん、今のこの状況であたしをどっかに連れてっちゃうーってことはさっ、代わりに他のこと全部捨てちゃうってことになっちゃうよ? みくるや有希っこや古泉くん、それにハルにゃんとのこと全部捨ててまで、そんなことできる? キョンくんにはその覚悟がある? あたしが知ってるキョンくんは、そういうことができないと思うけどっ!」
そこまで言われては、舌を巻くしかない。そう判断するほど鶴屋さんが俺のことを見ているとは思わなかったし、言われたことはあまりにも的を射ている。
確かに俺には、他の何もかもを捨ててまで何かひとつのことを選ぶってことは出来そうにない。
もしそんな真似ができているのなら、先頃に起きたハルヒと佐々木の閉鎖空間共振騒ぎのときに、両方とも何とかするなんて選択肢は選ばず、藤原が提案してきたどちらか一方を救う選択をしていただろう。
「悪く言えば優柔不断なんだろーけどっ!」
反論のしようもない。
「でもさっ、キョンくんの場合は選ばないことを選んでるのかな? だとしたら、優柔不断ともちょいっと違うねっ!」
「何ですか、それは」
「んー、なんだろねっ? あたしもよくわかんないけどっ!」
と言いつつも、その表情はくすくすと笑いをかみ殺している。わからないんじゃなくて、わかっているけど教えない、の間違いじゃないですかね?
「まぁまぁっ! とりあえず、早く帰ろうぜぃっ! 明日は早いんだ!」
「りょーかいっす」
言葉こそ出てこなかったが、気分は「やれやれ」と言ったところか。漏れる溜息が暗にそう告げている。
鶴屋さんに促されるままに、俺は再び自転車を走らせた。
「でもキョンくん」
「なんすか?」
「実はあたし、今の言葉でほんのちょっとだけ気持ちがグラついちゃったかもっ!」
「それも冗談ですか?」
「そっ、じょーだんっさ!」
ですよね。
「だったら俺も冗談ついでに言っときますけど」
「なんだい?」
「鶴屋さんの結婚相手ってのが気にくわないヤロウだったら、問答無用で鶴屋さんを連れ出しますよ」
「うっはははっ! それはけっこー笑えない冗談だなぁっ!」
ま、俺には気の利いたジョークを言えるようなセンスなんてありゃしませんからね。言うんじゃなかったと、今になって思ってますよ。
「でも、うん。あんがと」
囁くように呟く今の鶴屋さんの言葉は、聞こえなかったことにした。
そりゃだって、冗談を言って感謝されることなんてあるわけがないだろ?
つづく
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