category: 日記
DATE : 2008/04/09 (Wed)
DATE : 2008/04/09 (Wed)
昨日は朝から晩まで部屋の模様替えをしてました。念願叶ってようやくデスクも広くなった感じであります。以前より縦も横も広くなり、棚も付いているので高さもばっちり。が、逆に広く為りすぎて落ち着かないのはなんでなんだぜ?
というか、昨日は3~4時間しか寝てないところに朝の10時くらいに配達が届いて、それから19時くらいまで後片付けも込みでセッティングその他をやっておりましてね、ええ、ふらふらのへろへろです。
それでもなんとか落ち着く時間ができまして、前回のSS更新からちまちまと書きためていた分がありますのでそれでもUPしておきます。
ではまた。
というか、昨日は3~4時間しか寝てないところに朝の10時くらいに配達が届いて、それから19時くらいまで後片付けも込みでセッティングその他をやっておりましてね、ええ、ふらふらのへろへろです。
それでもなんとか落ち着く時間ができまして、前回のSS更新からちまちまと書きためていた分がありますのでそれでもUPしておきます。
ではまた。
前回はこちら
森園生の変心:15
「明日と明後日はゆっくりしましょ」
と、背後のハルヒが独り言のように呟いたのは、本日金曜日の最後の授業が終わろうかという頃合いだった。
「なんだ、急に」
教師の目を盗んで振り返れば、ハルヒはさもつまらなさそうに頬杖を突いて窓の外を眺めていた。そこまでロコツにつまらなさそうな態度をしていると、教鞭を振るっている教師に同情したくもなる。
「急にじゃないわよ。あんた、何日か前に土曜日がどうのと言ってたじゃない。だからよ」
それはなんだ、つまりハルヒは俺の都合を聞き入れてゆっくりしようなどと言い出したのか? だとすれば驚きだ。驚天動地だ。
「なんてね。古泉くんも急用あるらしくてさ、有希もなんだかここ最近、ぼんやりしてるしから休ませたいし。暇そうなのはみくるちゃんくらいだからよ。あんたのことはついで」
だと思ったよ。
それに一言付け加えさせてもらうがな、朝比奈さんは確かに暇があるのかもしれないが、そこには自分も含めとけ。
「うっさいわね。あたしはあたしで、他にもやることあるのよ」
そりゃ初耳だ。他にやることがあるのなら、俺の懐事情を苦しめる珍集会の優先度を下げてもらいたいところだけどな。
それよりも──。
「古泉が急用だって?」
あいつはSOS団の活動を優先させる奴だ。ハルヒの招集が掛かれば、閉鎖空間でも発生してない限りは何を置いても優先させていたように思う。ここ最近は特にそうだった。
なのに、明日は自分の用事を優先させるのか。いったい何が……なんて、考えるまでもなさそうだ。
明日は、ついにと言うか、いよいよと言うか、鶴屋さんの結納が執り行われる日だ。そのことを古泉は知っているらしく、だからこそそちらを優先させようってことなんだと思うが……いや待てよ?
結納ってのはそういうもんだったか? 結婚式じゃあるまいし、いくら『機関』に属しているとは言っても、無関係な古泉まで顔を出すことはないよな。なら、それとはまた別の急用がある、ってことなんだろうか。
もしや昨晩、佐々木からの連絡で判明した橘の組織と何かあるんじゃないだろうな? 派手はドンパチでも繰り広げるのか?
「まさかとは思うけど」
俺が漫然と古泉が言う急用とやらが何なのか思いめぐらせていると、ハルヒが何やら疑わしそうな声を掛けてきた。
「古泉くんとあんたの二人で、何かたくらんでる?」
こいつは何を言い出すんだ。
「……あのなぁ」
別にあいつと二人で仲良く何かをたくらんでいるわけではないが、もしかすると目的としているところは同じかもしれない。故に「違う」と答えるのに若干の躊躇いがあるのだが、かといって肯定すればハルヒさえも巻き込むことになる。
それだけは断固として回避すべき事態だが、言葉につまってしまった以上、妙なところで無駄に勘の鋭いハルヒのことだ、何かしら訝しんでいるかもしれない。
そんな俺を救ったのは、授業終了を告げる鐘の音だった。
「そんなわけないだろ」
起立、礼の挨拶もそこそこに、俺はそうハルヒに言い残して教室を後にした。とっつかまって尋問まがいのことをされるのはまっぴらだからな。
それが功を奏したのかも知れない。ハルヒを置いて一足先に部室へ向かおうとすれば、部室棟へ続く渡り廊下を歩く見慣れた後ろ姿がひとつ。
古泉だった。
「よう」
「ああ、どうも」
どうせ向かう場所は同じだ。だったら無視する必要もなく声を掛ければ、古泉もいつも通りの笑みを浮かべたままで反応した。
「明日は急用があるんだって?」
「ええ。できることなら遠慮したかったのですが、そうもいかないようで」
肩をすくめてみせる古泉は、表情こそ笑っているが目は笑っていない……ように思えた。
「明日と言えば……鶴屋さんのことか?」
どうも態度だけでは判然としない。俺の方からその話を振ってみれば、聞くまでもないとばかりに肩をすくめた。
「やはりあなたもご存じなのですね」
「そりゃまぁ、な。おまえが週初めに鶴屋さんのところで働くのはやめておけって言ってたのは、つまりそういうことか?」
「今となっては隠しても仕方ありません。そういうことです」
「だったら最初から言ってくれ」
「いえ、そのことを話せばあなたのことです、てっきり怒られるものだと思いまして。つい、言葉を濁す格好となってしまいました」
何を言ってるんだ、こいつは。どうして俺が、鶴屋さんの結納の件で古泉を怒らなくちゃならないんだ?
「事は結婚です。人生にとっての転機となる出来事ではありませんか。事情を知ればあなたのことです、断固拒否の態度を取るのでは? と、そう思うのが普通でしょう。あなたを知っていれば特にね」
「んなわけあるか」
確かに言ってることは間違っちゃいない。人によっては二度、三度とあることかもしれないが、大抵の人にとって、結婚なんてもんは一緒に一度の一大イベントだ。
けれどそれは、めでたい大イベントだろ? 鶴屋さんもそのことは承知しているし、理解した上で受け入れている。だったら俺の口から出るのは文句ではなく、祝いの言葉しかない。
「では、あなたに異論はないと?」
「ねぇよ。あるわけがない。ただ、いくらなんでも早すぎるとは思うけどな。それでも鶴屋さん自身がそれでいいと決めてるなら、俺があれこれ言ったって仕方ないじゃないか」
「正論ですね」
俺が言うことは、いつも正論だろ。暴論や異論を口にするのはハルヒの役目だ。
「しっかし、なんでおまえまで明日の結納に顔を出すんだ? 式や披露宴でもあるまいし、ああいうのは身内だけで粛々と進めるもんじゃなかったか?」
「ええ、まぁ確かにその通りですが……はずすにはずせないことになりまして」
どうにも奥歯に物が挟まるような態度の古泉に、俺が訝しがるのも束の間、すぐに「もしかすると」と思い至る理由がひとつだけ閃いた。
「もしかして、明日の鶴屋さんの結納に橘たちの組織が手出ししようってことじゃないだろうな?」
「というと?」
「何やら橘が九曜を巻き込んで何かをたくらんでいるらしい……ってな、昨晩、佐々木から連絡があったんだよ。おまけに橘の奴、一昨日には俺の前にも姿を見せた挙げ句に含みのある態度を見せやがった」
「なるほど、そんなことがありましたか。しかし、彼女の組織が何かしら暗躍しているからと言って、鶴屋さんのことに直結するとは思えませんが」
「鶴屋家は『機関』のスポンサー系列のひとつなんだろ? だから、あいつらが妙なことをしでかさないように目を光らせるために、おまえまで駆り出されたんじゃないかと……違うのか?」
「残念ながらハズレです。が、なかなか興味深い情報ではあります。確かにあなたが言うように、鶴屋家のめでたい席でなおかつ『機関』関係者がいる中、敵対勢力の横暴を許せば僕らの面目は丸つぶれですからね。ニュースソースが佐々木さんということが気に掛かりますが、あなたと彼女の関係を鑑みれば、あながちガセネタとも言えません。警戒するに越したことはないでしょう」
佐々木が俺にガセネタを振って得する話なんて何もありゃしないから、信用していい話だとは思う……が、俺が言いたいのはそういうことではなく、どうやら古泉は橘たちの動きを把握してなかったらしい。
だったらなおさら、どうしてこいつが明日の席に顔を出すんだ?
「理由はふたつありました。もっとも、ひとつの憂いは今し方にぬぐい去ることができましたけどね」
「何の話だ?」
意味するところがまったく見えない台詞に首を傾げると、古泉は小憎たらしいほどの笑顔を浮かべて見せた。
「鶴屋さんの結納は、『機関』にとっても重要な意味合いがあります。その一番の障壁となるのはあなただと僕は思っていたんですよ。けれど話を聞く限り、あなたは拒否の態度を示すどころか祝福している。有り難いことですよ」
「だから、なんで俺が拒否しなけりゃならんのだ」
「それは、」
「二人して、何のんびり歩いてんの?」
古泉の言葉に被せるように背後から飛んできたハルヒの声に、口から心臓が飛び出しそうになったのは言うまでもない。まさか今までの話、聞かれちゃいないだろうな?
「いえ、彼から数学の質問を受けていたので歩みが遅くなっていただけですよ」
かと言えば、古泉はまるで用意していかのようなデタラメでハルヒを煙に巻く。まさかこいつ、ハルヒが近付いてるのを知ってたんじゃないだろうな?
「数学? 何よキョン、あんた、そそくさと教室から出て行ったと思ったら古泉くんにそんな話を聞くためだったの? そんなの後にしなさい。今は放課後、団活の時間なんだからね!」
「おっしゃるとおりです。先ほどまでの質問は、またの機会にいたしましょう」
ハルヒの尻馬に乗っかって、古泉はそんなことを言いやがった。俺だって、ハルヒの前で妙な話はしたくないが、どうにもはぐらされた気分はぬぐえない。
「それともキョン、あんたそんなに勉強したかったら、今日はトクベツにあたしや有希やみくるちゃんも含めてみっっっっちり教えてあげてもいいわよ」
勘弁してくれ。
つづく
森園生の変心:15
「明日と明後日はゆっくりしましょ」
と、背後のハルヒが独り言のように呟いたのは、本日金曜日の最後の授業が終わろうかという頃合いだった。
「なんだ、急に」
教師の目を盗んで振り返れば、ハルヒはさもつまらなさそうに頬杖を突いて窓の外を眺めていた。そこまでロコツにつまらなさそうな態度をしていると、教鞭を振るっている教師に同情したくもなる。
「急にじゃないわよ。あんた、何日か前に土曜日がどうのと言ってたじゃない。だからよ」
それはなんだ、つまりハルヒは俺の都合を聞き入れてゆっくりしようなどと言い出したのか? だとすれば驚きだ。驚天動地だ。
「なんてね。古泉くんも急用あるらしくてさ、有希もなんだかここ最近、ぼんやりしてるしから休ませたいし。暇そうなのはみくるちゃんくらいだからよ。あんたのことはついで」
だと思ったよ。
それに一言付け加えさせてもらうがな、朝比奈さんは確かに暇があるのかもしれないが、そこには自分も含めとけ。
「うっさいわね。あたしはあたしで、他にもやることあるのよ」
そりゃ初耳だ。他にやることがあるのなら、俺の懐事情を苦しめる珍集会の優先度を下げてもらいたいところだけどな。
それよりも──。
「古泉が急用だって?」
あいつはSOS団の活動を優先させる奴だ。ハルヒの招集が掛かれば、閉鎖空間でも発生してない限りは何を置いても優先させていたように思う。ここ最近は特にそうだった。
なのに、明日は自分の用事を優先させるのか。いったい何が……なんて、考えるまでもなさそうだ。
明日は、ついにと言うか、いよいよと言うか、鶴屋さんの結納が執り行われる日だ。そのことを古泉は知っているらしく、だからこそそちらを優先させようってことなんだと思うが……いや待てよ?
結納ってのはそういうもんだったか? 結婚式じゃあるまいし、いくら『機関』に属しているとは言っても、無関係な古泉まで顔を出すことはないよな。なら、それとはまた別の急用がある、ってことなんだろうか。
もしや昨晩、佐々木からの連絡で判明した橘の組織と何かあるんじゃないだろうな? 派手はドンパチでも繰り広げるのか?
「まさかとは思うけど」
俺が漫然と古泉が言う急用とやらが何なのか思いめぐらせていると、ハルヒが何やら疑わしそうな声を掛けてきた。
「古泉くんとあんたの二人で、何かたくらんでる?」
こいつは何を言い出すんだ。
「……あのなぁ」
別にあいつと二人で仲良く何かをたくらんでいるわけではないが、もしかすると目的としているところは同じかもしれない。故に「違う」と答えるのに若干の躊躇いがあるのだが、かといって肯定すればハルヒさえも巻き込むことになる。
それだけは断固として回避すべき事態だが、言葉につまってしまった以上、妙なところで無駄に勘の鋭いハルヒのことだ、何かしら訝しんでいるかもしれない。
そんな俺を救ったのは、授業終了を告げる鐘の音だった。
「そんなわけないだろ」
起立、礼の挨拶もそこそこに、俺はそうハルヒに言い残して教室を後にした。とっつかまって尋問まがいのことをされるのはまっぴらだからな。
それが功を奏したのかも知れない。ハルヒを置いて一足先に部室へ向かおうとすれば、部室棟へ続く渡り廊下を歩く見慣れた後ろ姿がひとつ。
古泉だった。
「よう」
「ああ、どうも」
どうせ向かう場所は同じだ。だったら無視する必要もなく声を掛ければ、古泉もいつも通りの笑みを浮かべたままで反応した。
「明日は急用があるんだって?」
「ええ。できることなら遠慮したかったのですが、そうもいかないようで」
肩をすくめてみせる古泉は、表情こそ笑っているが目は笑っていない……ように思えた。
「明日と言えば……鶴屋さんのことか?」
どうも態度だけでは判然としない。俺の方からその話を振ってみれば、聞くまでもないとばかりに肩をすくめた。
「やはりあなたもご存じなのですね」
「そりゃまぁ、な。おまえが週初めに鶴屋さんのところで働くのはやめておけって言ってたのは、つまりそういうことか?」
「今となっては隠しても仕方ありません。そういうことです」
「だったら最初から言ってくれ」
「いえ、そのことを話せばあなたのことです、てっきり怒られるものだと思いまして。つい、言葉を濁す格好となってしまいました」
何を言ってるんだ、こいつは。どうして俺が、鶴屋さんの結納の件で古泉を怒らなくちゃならないんだ?
「事は結婚です。人生にとっての転機となる出来事ではありませんか。事情を知ればあなたのことです、断固拒否の態度を取るのでは? と、そう思うのが普通でしょう。あなたを知っていれば特にね」
「んなわけあるか」
確かに言ってることは間違っちゃいない。人によっては二度、三度とあることかもしれないが、大抵の人にとって、結婚なんてもんは一緒に一度の一大イベントだ。
けれどそれは、めでたい大イベントだろ? 鶴屋さんもそのことは承知しているし、理解した上で受け入れている。だったら俺の口から出るのは文句ではなく、祝いの言葉しかない。
「では、あなたに異論はないと?」
「ねぇよ。あるわけがない。ただ、いくらなんでも早すぎるとは思うけどな。それでも鶴屋さん自身がそれでいいと決めてるなら、俺があれこれ言ったって仕方ないじゃないか」
「正論ですね」
俺が言うことは、いつも正論だろ。暴論や異論を口にするのはハルヒの役目だ。
「しっかし、なんでおまえまで明日の結納に顔を出すんだ? 式や披露宴でもあるまいし、ああいうのは身内だけで粛々と進めるもんじゃなかったか?」
「ええ、まぁ確かにその通りですが……はずすにはずせないことになりまして」
どうにも奥歯に物が挟まるような態度の古泉に、俺が訝しがるのも束の間、すぐに「もしかすると」と思い至る理由がひとつだけ閃いた。
「もしかして、明日の鶴屋さんの結納に橘たちの組織が手出ししようってことじゃないだろうな?」
「というと?」
「何やら橘が九曜を巻き込んで何かをたくらんでいるらしい……ってな、昨晩、佐々木から連絡があったんだよ。おまけに橘の奴、一昨日には俺の前にも姿を見せた挙げ句に含みのある態度を見せやがった」
「なるほど、そんなことがありましたか。しかし、彼女の組織が何かしら暗躍しているからと言って、鶴屋さんのことに直結するとは思えませんが」
「鶴屋家は『機関』のスポンサー系列のひとつなんだろ? だから、あいつらが妙なことをしでかさないように目を光らせるために、おまえまで駆り出されたんじゃないかと……違うのか?」
「残念ながらハズレです。が、なかなか興味深い情報ではあります。確かにあなたが言うように、鶴屋家のめでたい席でなおかつ『機関』関係者がいる中、敵対勢力の横暴を許せば僕らの面目は丸つぶれですからね。ニュースソースが佐々木さんということが気に掛かりますが、あなたと彼女の関係を鑑みれば、あながちガセネタとも言えません。警戒するに越したことはないでしょう」
佐々木が俺にガセネタを振って得する話なんて何もありゃしないから、信用していい話だとは思う……が、俺が言いたいのはそういうことではなく、どうやら古泉は橘たちの動きを把握してなかったらしい。
だったらなおさら、どうしてこいつが明日の席に顔を出すんだ?
「理由はふたつありました。もっとも、ひとつの憂いは今し方にぬぐい去ることができましたけどね」
「何の話だ?」
意味するところがまったく見えない台詞に首を傾げると、古泉は小憎たらしいほどの笑顔を浮かべて見せた。
「鶴屋さんの結納は、『機関』にとっても重要な意味合いがあります。その一番の障壁となるのはあなただと僕は思っていたんですよ。けれど話を聞く限り、あなたは拒否の態度を示すどころか祝福している。有り難いことですよ」
「だから、なんで俺が拒否しなけりゃならんのだ」
「それは、」
「二人して、何のんびり歩いてんの?」
古泉の言葉に被せるように背後から飛んできたハルヒの声に、口から心臓が飛び出しそうになったのは言うまでもない。まさか今までの話、聞かれちゃいないだろうな?
「いえ、彼から数学の質問を受けていたので歩みが遅くなっていただけですよ」
かと言えば、古泉はまるで用意していかのようなデタラメでハルヒを煙に巻く。まさかこいつ、ハルヒが近付いてるのを知ってたんじゃないだろうな?
「数学? 何よキョン、あんた、そそくさと教室から出て行ったと思ったら古泉くんにそんな話を聞くためだったの? そんなの後にしなさい。今は放課後、団活の時間なんだからね!」
「おっしゃるとおりです。先ほどまでの質問は、またの機会にいたしましょう」
ハルヒの尻馬に乗っかって、古泉はそんなことを言いやがった。俺だって、ハルヒの前で妙な話はしたくないが、どうにもはぐらされた気分はぬぐえない。
「それともキョン、あんたそんなに勉強したかったら、今日はトクベツにあたしや有希やみくるちゃんも含めてみっっっっちり教えてあげてもいいわよ」
勘弁してくれ。
つづく
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[にのまえはじめ/にのまえあゆむ] Re:無題
薙派さんは些細なことでも拾い上げる釣り師スキルが高いので、きっと大丈夫だと思いますヨ。
[にのまえはじめ/にのまえあゆむ] Re:無題
ここまで来れば、予想ができると思います……w
が、自分の場合、あまり結婚相手はたいした問題にしてなかったりします。
が、自分の場合、あまり結婚相手はたいした問題にしてなかったりします。
[にのまえはじめ/にのまえあゆむ] Re:無題
そろそろ古泉くんも活躍させないとね! いい意味でも悪い意味でも( ´_ゝ`)
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